JASRACが、AI作品の著作権管理についてガイドラインを発表しました。
音楽の話ではありますが、これは子どもたちの創作全般に関わる、大事な視点だと思っています。
JASRACの新ガイドライン、子どもの創作にどう関係する?
ひとことで言うと、「人間が創作に関わっているかどうか」で管理するかどうかを決める、という内容でした。
「AI作曲・人間作詞」なら、人が書いた歌詞の部分だけ管理する。
歌詞も曲も全部AIが作ったものは、管理しない。
つまり、作品のどこかに、人間の創作的な関わりがあるかどうかが、線引きの基準になっています。
AIを使った作品は「自分の作品」になるの?
この視点は、音楽に限った話ではないと思っています。
AIが作ったメロディに、自分の経験から歌詞を書く。自分で考えた言葉に、AIで曲をつける。どちらのケースにも、人間の選択と試行錯誤が入っています。
AIは道具です。ただ、かなり何でもやってくれる“強い道具”なので、使い方を意識しないと「出てきたものをそのまま採用する」だけになりがちです。
だからこそ、「どこに自分が関わっているか」を意識しながら使うことが大事になってきます。
作品より「創作のプロセス」を見てほしい
子どもたちが生成したAI作品を見たとき、保護者の方は「それ、AIが作っただけじゃないの?」と言いたくなる場面があると思います。
気持ちはわかります。
でも、まずは完成した作品より、作っている過程の様子を見てもらいたいです。
何を作りたいと思ったのか。
AIにどう伝えたのか。
どこが気に入らなくて、どこを直したのか。
そのプロセスの中にこそ、その子ならではの創作が詰まっています。
ルールを怖がるより、まずは作りながら学ぼう
もちろん、こうした「AIを使った創作」には、知っておきたいルールがあります。
人の作品を勝手に使わない。AIが出したものをそのまま信じない。公開するときは慎重に考える――。
ただ、こういったルールは実際に作っていく過程の中で身についていくことがほとんどです。
だから怖がって遠ざけるより、まずは実際に作りながら学ぶほうがずっと身につきます。
AIのおかげで創作の入口は広がりました。
だからこそ子どもたちには、「作ってみたい」という気持ちを大切に、どんどん試してほしいですね。
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