「AIって便利だけど、小学生にも関係あるの?」
そんなふうに感じている保護者の方も多いかもしれません。
実は今、AIは子どもたちの学びや表現の幅を広げる“新しい道具”として注目されており、小学校でも授業の中でAIを活用する動きが始まっています。
とはいえ、どんなAIをどう使えばいいのか、家庭で使わせても大丈夫なのか――。
気になるポイントはたくさんありますよね。
この記事では、文部科学省による学校現場での活用事例をはじめ、家庭で安心して使えるAIツール、小学生がAIを使うときの注意点など、役立つ情報をまとめてご紹介します。
Contents
小学校では、AIを使った学習が始まっている
文部科学省も実証研究をスタート
文部科学省で、「初等中等教育段階における生成AIの利活用に関する検討会議」において、生成AIの利活用のガイドラインが作成されました。
基本的な考え方
・生成AIの仕組みの理解、学びに生かしていく視点、近い将来生成AIを使いこなすための力を、各教科等の中において意識的に育てていく姿勢は重要
・生成AIが社会生活に組み込まれていくことを念頭に、情報モラルを含む情報活用能力の育成を一層充実させていくことが必要
参照:初等中等教育段階における生成AIの利活用に関するガイドライン_文部科学省公式サイト
また、生成AIパイロット校として、令和6年度には25校の公立小学校が指定され、実際に生成AIが授業の中でも使われています。
次の章では、小学校での実例を紹介します。
生成AIが授業で使われた実例
国語の授業:画像生成を通した自己表現のメタ認知
俳句の授業で、AIに生成させた俳句を批判的に読み取っていったり、自作の俳句の画像をAIに生成させたりする授業が行われました。
社会の授業:日本の工業生産
日本の工業生産の課題を解決するためのアイデアについて、生成AIや友達と対話して、より具体的で実現可能なアイデアになるよう深堀りしていくという授業が行われました。
公立の小学校や中学校でもすでに生成AIの活用が始まっています!
一方で、小学生が自宅でAIを使う際には、年齢制限があるAIソフトなど、注意しなければいけない点がいくつかあります。
次の章で、詳しく解説していきます。
小学生は使用NGなAIソフト|13歳未満は使えないもの
最近よく耳にする「ChatGPT」や「BingのAIチャット」などのAIツール。
実際に仕事等で使用している保護者の方も多いのではないでしょうか。
実はこれらのツールは、利用規約で「13歳未満は使えません」とされているものがほとんどです。
理由は、AIが答える内容の中に、まちがった情報や大人向けの内容が混じってしまうことがあるから。
さらに、入力した内容が記録される場合もあるため、個人情報の取り扱いにも注意が必要です。
「ちょっと使わせてみたいけど大丈夫かな…」と迷ってしまう方もいますよね。
でも大丈夫。保護者の方と一緒に使えば安全に活用できるソフトや活用方法もあるので、次の章でくわしくご紹介します。
小学生におすすめのAI教材はこの2つ!
13歳以下の小学生でも家庭で使える無料AIソフトを2つ紹介します。
AutoDraw – 絵をAIがきれいに補完!
「AutoDraw(オートドロー)」は、手描きのラフな絵をAIが判断して、ぴったりのイラスト候補を表示してくれるGoogleが作成したツールです。
絵が苦手な子でも、「こういう絵を描きたかったんだ!」という気持ちを形にしてくれるので、自信をもって表現する楽しさを味わえます。
操作もとてもシンプルで、アカウント不要・無料で使えるため、初めてのAI体験にもぴったりです。
家庭でもちょっとした工作や自由研究のタイトル絵などに活用でき、創造力を伸ばす入り口としておすすめです。
Gemini – 会話しながら学べる生成AI
「Gemini(旧Bard)」は、Googleが提供するチャット型のAIツールです。
2025年半ばに、保護者がファミリーリンクで許可を出せば、13歳未満でも使えるようになりました。
質問に答えてくれたり、調べものを手伝ってくれたり、画像生成してくれたりと、非常に便利でおもしろいツールです。
子どもが「調べたことをどうまとめればいいか分からない」「作文のテーマが思いつかない」といったときにも、ヒントをもらいながら考えを整理する手助けになります。
使い方をきちんと教えれば、遊び感覚で学びが深まる心強いパートナーになってくれます。
>>Googleアプリ公式サイト_お子様による Gemini アプリの利用を管理する
ただ、Geminiはとても多機能で自由度が高い分、小学生が使うときには注意点もあります。
次に、安全に使うためのポイントをご紹介します。
小学生がAIを使うときの注意点
AIの答えをすべて正しいと思わないこと
AIはすぐに答えを返してくれる便利なツールですが、その内容が必ずしも正しいとは限りません。
AIはインターネット上のさまざまな情報を参考にして答えを出していますが、その中には古い情報や、間違った情報が含まれていることもよくあります。
小学生は、「AIが言っていた=正しい」と簡単に思い込みやすい時期です。
だからこそ、「AIの答えは参考にしながら、自分の頭で考えることが大切だよ」と繰り返し伝えることが、これからの学びにつながります。
個人情報は入れないこと
AIに話しかけるとき、つい自分の名前や学校名、住所などを入れてしまいそうになる時がありますが、そういった個人情報は絶対に入力しないように伝えましょう。
AIによっては、入力した内容が保存されたり、学習に使われたりすることもあります。
たとえ安全なサービスでも、自分を特定できるような情報は入れないことが、トラブルを防ぐための大切なルールです。
家庭では、「名前や住所、連絡先などはAIに教えないこと」をしっかり伝えてからAIを使わせるようにしましょう。
使うときは保護者や先生と一緒に
小学生がAIを使うときは、できるだけ保護者や先生がそばにいる環境で使いましょう。
子どもは好奇心いっぱい。「宿題をAIにやらせちゃだめだよ」「危ないことは聞いちゃだめだよ」と伝えても、ついやってみたくなることもあります。
AIは便利ですが、間違った情報や心配になる内容にふれることもあるので、小学生のうちは大人と一緒に使うのが安心です。困ったときすぐ相談できる環境が大切です。
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どんなふうにゲームやアプリを作るのか、こちらの動画でも紹介していますので、ぜひご覧ください。
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