プログラミング教育

学校でパソコン1人1台、大賛成!

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2019年12月5日、政府が「小中学校に1人1台パソコンなどの端末を配備」という経済政策を閣議決定しました。

参照:FNN PRIME

ただ、5年に1度の買い替えが必要など、さまざまな課題があると言う人も多いです。

でも、僕はパソコン1人1台に大賛成です!

 

それは、子どもたちが懸念事項に大きく勝るメリットを享受することができるからです。

 

そこで、今回は、1人1台パソコンを使うようになったときの明るい未来や懸念事項に対して、プログラミング教室【アルスクール】代表としての意見を書きたいと思います。

 

学校でパソコン1人1台、大賛成!

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学校でパソコンを1人1台普及するための政策が経済対策に盛り込まれたという。

僕は大賛成です。

いろいろ課題はあるだろうが、やりながら解決していけばいいんです。
普及しながら子どもの未来を切り開いていきましょう!

 

懸念事項より、1人でも可能性を広げることが大事

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パソコンを導入するにあたり、いろいろ懸念はあるでしょう。

  • セキュリティは?
  • ネットワークは?
  • 故障したら?
  • 何を入れていいの?

やらない理由はいっぱいある。でも、導入するべきです。

学校でパソコンに触れ合えることで、何人の子どもたちが、新しい未来に気づき、触れ合い、人生を切り拓けるようになるでしょうか。

その可能性に目を向けるべきです。

これは未来への投資。

投資の事業なんて全部が成功するわけがない。それでいい。

どこかの学校で、誰かの未来が変わる。

それでいいのではないでしょうか。

全国で1人でも2人でも、GAFA(Google、Apple、Facebook、Amazonのこと)のような企業を創業したり、国を超えたスーパーエンジニアが出てくるならそれでいいじゃないですか。

 

小学生からコンピュータのセンスを鍛えよう

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小さいうちからコンピュータに触れ合わないで、テクノロジーのセンスが身につくわけがないです。

ボールを蹴らないでサッカーがうまくなりますか?

文章を書かないで小説がかけるようになりますか?

プログラミングを学ばないでも、パソコンをいじくり回し、コンピュータの気持ちが分かるようになれば、

コンピュータサイエンスの素養が伸びます。

スーパーエンジニアになるための基礎力が自然と身につきます。

キャプテン翼が、ボールが友達だったように。コンピュータと友達になろう!

 

保護者の世代だって、ベーシックマガジン見てプログラミングしてたとか、父親のPC98でゲームしてたとか、

小さいころからコンピュータと触れ合っている人の方が圧倒的にテクノロジーに強いです。

以前はパソコンに触れる環境が少なかったけど、今はいくらでも触れられます。

であればなおさら、触る人と触らない人で大きな差が出てくるんです。

 

スマホやタブレットよりもパソコンがいい理由

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パソコンでなくても、学年によってスマホでもタブレットでもいいとは思います。

何も使わないよりは圧倒的にマシ。

でも、可能ならパソコンの方がいい。

 

今の子供達が大人になるころには、AIが進化してパソコンに触る必要なんかない」という意見もあるでしょう。

 

でも、AIをつくる人は、しばらくは、パソコンを使ってつくります。

AIに使われる側であればパソコンはいらなくなるでしょうが、つくる側の人々はパソコンをやっぱり使います。

僕は子どもにはもっと可能性を見出したいです。

AIを使うより作れる側になってほしい。

 

スマホやタブレットは、みんなが使いやすいような形にしたテクノロジーの結晶です。

小型コンピュータともいえるし、これらでもセンスは鍛えられます。

でも、スマホでスマホアプリは作れない。
パソコンの方が、よりコンピュータのリアルな特性が伝わりやすいんです。

 

行政で準備が整うのなんて待っていられない|テクノロジーは急速に進化

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1人1台導入への反対意見には、「準備不足だ、拙速だとか、教師がついていけない」などの意見が散見されます。

でも、行政の準備の進み方よりも、テクノロジーの進化の方が速いです。

今のテクノロジーを前提に準備を始めたとしても、準備が整う頃には前提条件がガラっと変わって意味のない準備になってしまいます。

そもそも、やってみないと本当の課題なんて出てこないんです。

先生のスキルを上げるのも、もう1人1台導入しちゃって、逃げ道なくしたほうがスキルが上がります。

それこそ子どもに教わったっていいんです。

 

初等教育への投資は極めてROI(費用対効果)が高いです。
家庭でも、そして社会全体においても。

やったときの失敗の責任を誰かが負うなら、導入しなかったときの機会損失の責任も誰かに負ってほしいですね。

 

1人1台パソコン整備|あえて改善点を言うなら

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学校ではなく、家庭に直接配った方がいいのでは

家でも学びたいのに学校でしかパソコンができなかったらもったいないです。

ネット社会で、時間も場所を関係なく繋がれるようになった今、学習に物理的な制限をつけるのは良くないです。

1人1台なら、学校を間に入れる必要はない気がします。

家庭に直接普及させればいいんです。マイナンバーもあることですし。

 

ネットワークとソフトにも予算を

今のパソコンは、インターネットに繋がることで膨大な利便性を享受できます。

5G(超高速化、多数同時接続、超低遅延を特徴とする通信システム)になれば、なおさらでしょう。

プログラミング教育でも、オンライン(インターネット)で使えるソフトウェアがいっぱいあります。

学校のWifiなど、ネットワーク環境の整備にもきちんと予算を割くべきです。

機器などのハードウェアだけでなく、専門家の知見も活用しましょう。

 

また、高度な学習ソフトやアプリケーション、プライバシー保護などが充実したサービスなど、良質な有償サービスが必要になることも多いでしょう。

その分の予算もぜひ確保して、大したコストでないサブスクリプションなどを回避するために、むちゃくちゃ非効率な学習にならないようにするべきです。

 

国内PCメーカーへの忖度はいらない

ガラケー同様、パソコンもガラパゴス化しちゃだめです。

富士通やNECなどのWindowsマシンに、プリインストールで無駄な学習ソフトが入っていて、定価に近い金額で購入するようなお金の使い方はだめ。

お金はメーカーが不当に儲けるのではなく(もちろん妥当な利益は享受すべきですが)、教育にお金をかけましょう。

 

国際的にみると、教育用PCといえばChromebookが圧倒的なシェアを取っているのに、日本だと全然流行ってないです。

予算がメーカーへの忖度にならないようにお願いします。

むしろ、1人に7万など商品券渡して、子どもの好みに合わせて好きに買えるようにした方がいいと思います。

探究型プログラミング教室
アルスクール

アルスクールは、自由が丘、中野にある小学生、幼児(年中、年長)向けのプログラミング教室。プログラミングを使った創作活動を通じて、子どもたちの学びたい意欲を引き出す学び場です。子どもが夢中になる学びをぜひ一度体験してください。

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ABOUT ME
むらっち
むらっち
村野智浩。探究型プログラミング教室アルスクール代表。探究学習などを学びながら、150名以上の子どもたちと学ぶ。チームラボでPM、スタートアップの技術顧問などを歴任のITスペシャリスト。東京大学工学部卒業。