アルスクール【福岡西新校】のレッスンの様子を紹介します。
この日のレッスン参加者は、小学校2年生の男の子と女の子でした。
アルスクールでは、子ども達一人ひとりが好きなモノを作るのですが、それだけだとアイデアがなかなかわかない子もいたり、プログラミングのスキルの向上が遅くなることもあります。
そのため、アルスクールでは、レッスンの最初に、講師や他の子が作った作品をカスタマイズすることがあります。
今回は、シューティングゲームをカスタマイズした様子を紹介していきます。
シューティングゲームを紹介
最初に、スタッフが作ったタッチパネル操作対応のシューティングゲームを紹介しました。
アルスクールで使用しているChromebookはタッチ操作にも対応しているので、低学年の生徒でも比較的簡単に使いこなすことができます。
男の子はChromebookで、女の子はiPadで楽しく遊んでくれました。
作品を紹介する時は、まずは遊ぶところから始めることが多いです。
実際に遊んでからの方が、カスタマイズのアイデアが出てきやすいからです。
シューティングゲームをカスタマイズしよう
でも、大事なのはここからです!
スタッフから提案します。
「このゲームをもっと難しくしたいんだけど,どうしたらいいかな?」
男の子:「戦闘機の最初のHPを減らして,敵の攻撃のスピードを上げたい!!」
スタッフ:「コードのどこを変えたらいいかな?」
男の子:「戦闘機のコードのココと」
男の子:「攻撃のコードのココ!」
スタッフ:「そうだね!数字いくつにしようか?」
男の子:「最初の HPは10にして,敵の攻撃のスピードは,-90!」
スタッフがそのように数字を変えて、一緒にプレーしてみます。
敵の攻撃はとても速くて、見えたり見えなかったり。笑
でも、「あれー?敵の攻撃がちょっと速すぎたかな?」とか言いながら、試行錯誤していくことに意味があるのです。
スタッフ:「これはこれでおもしろくなったね。他にはどうしたらいいと思う?」
女の子:「敵の攻撃が左向きにだけ飛んでいくのを,曲がりながら飛んでいくようにしたい!」
スタッフ:「お!いいねぇ!コードはどうしたらいいかな?」
女の子:「ここに、この15度回す、を入れて!」
スタッフがコードを変えて、みんなでプレーしてみると・・・
女の子:「あれ!思ってた動きと違う!!回転しながら左にまっすぐ飛んでる・・・」
これは、座標を使ったコードだとうまくいかなくて、下のようなコードだとうまくいくのです。
ただ、これは2年生の2人には難しいかなぁとスタッフが考えていると。。。
男の子:「これはこれで、かっこよくていいね!」
と言ってくれました。
スタッフ:「そうだね!かっこいいよね!攻撃が曲がっていくコード見つけたら教えてね!」
とここまでで、十分いい学びの時間になりました。
その後、2人は自分の創作に移っていきました。
こんな風に、アルスクールでは、自分の作品をじっくり作りながら、他のプログラミングスキルを学んだりしています。
子どもどうしでも、お互いの作品から刺激を受けながら、子ども達は少しずつ成長しています。
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