今日は、オンライン校の3年生の生徒の作品をご紹介します。
「やってみたい!」が形になった、とても素晴らしい作品です。
「地球のまわりをまわる月」をプログラミングで再現しよう
アルスクール・オンライン校では、レッスンの冒頭15分程度を「テーマ学習」の時間としています。
この時間は、みんなで同じテーマの課題に取り組むことで、プログラミングのスキルアップだけでなく、他の生徒やスタッフと協力して学ぶことも目的としています。
8月下旬のテーマは「前面・背面について考よう!」でした。
スプライト(キャラクターやオブジェクト)の重なり合い(レイヤー)をプログラミングでどうコントロールするかを、みんなで一緒に学びました。
その中で、「地球のまわりをまわる月」についてのテーマ学習がありました。
生徒たちは未完成の作品にプログラムを足して、完成形を目指します。
未完成の状態がこちらです。
月が地球の手前を回ってしまいます。
こちらにあるプログラムを追加することで、月が地球の後ろに隠れる正しい動きが完成しました。
興味を持った3年生の生徒が作りたいと言ったのは…?
テーマ学習が終わった後、ある3年生の生徒が、元の作品に入っていた月が楕円状に動くプログラムに興味を持ちました。
このプログラムは、小学生には難しい三角関数(sinやcos)を使用していますが、生徒の興味を引き出すためにあえて入れておいたものでした。
そして、スタッフはこの生徒に「このプログラムはかなり難しいけど、この2か所の数字を同じ数字にするとどうなるか試してごらん?」と投げかけました。
生徒は試してみて、「完全な丸でまわるようになった!」と答えました。
そして「ということは…」と独自の改造を始めたのです。
「おー、何を作るの?」というスタッフの質問に、生徒は「太陽系!」と答えます。
完成した「太陽系」の作品がこちら!
このように、太陽系の惑星を全て公転させることができました。
各惑星のデザインも素敵ですし、なんと各惑星の公転周期が忠実に再現されているのです!
数式の部分は難しいのですが、水星の公転周期をもとにスタッフと一緒に数式を作成した後は、他の惑星の公転周期を自分で調べながら、どんどんプログラムを作成していきました。
このように、自ら興味を持った時の子どもたちの吸収力は素晴らしいものがあります。
テーマ学習の時間は、みんなで同じスキルを獲得するためのものですが、その作品をきっかけに生徒たちが興味をもち更にスキルアップしていってもらえるような、そんな時間になると嬉しいなと思います。
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