キッズプログラミング教材【Scratch(スクラッチ)】で「乱数」を使う方法を紹介します。
※乱数:数字が不規則に同じ確率で現れるように並べられた数字の列のこと
(例)サイコロの目
4,5,1,2,6,3,1,5
スクラッチで乱数を使いたい時は、【演算】にある【1から10までの乱数】というブロックを使います。
乱数は、スクラッチでおもしろいゲームを作りたい時にとても便利なブロックです。
そこで、今回は乱数を使った3つの例を紹介します。
- サイコロの目がランダムに出現する
- キャラをランダムに動かす
- 雷をランダムに落とす
こちらの動画を使って、乱数の使い方を詳しく解説していきます。
こちらは、小5の男の子の作品で、オバケが出てくるタイミングを乱数でランダムにしてくれました。
Contents
サイコロの目をランダム出現させよう【スクラッチ 乱数】
【スペースキーを押す⇒ランダムにサイコロの目が出る】というプログラムを作っていきます。
最初に、コスチュームでサイコロの目を1~6まで準備します。
この時、コスチュームの番号(左端の青四角)とサイコロの目をあわせておくことがポイントです!
コスチュームの準備ができたら、サイコロのコードを作っていきます。
まずは、次のようにブロックを並べます。
次に、演算⇒【1から10までの乱数】を選んで、次のように入れます。
この1から10までというのは、コスチュームの左端にあったコスチューム番号です。
今回は、1~6までをランダムに出したいので、「1から6までの乱数」に変えます。
これで完成です!
スペースキーを押せば、ランダムにサイコロの目が出るプログラムができました。
座標を使ってランダムに動かそう【スクラッチ 乱数】
次に、乱数を使って「キャラをランダムに動かす」プログラムを紹介します。
今回は、キャラが左右方向にランダムに動くプログラムを作ります。
最初に、アルくんというキャラを「X座標:0、Y座標:0」にします。
そのあと、アルくんのコードに、次のようにブロックを並べます。
スクラッチの座標は、X=-240~240、Y=-180~180の範囲です。
X座標を左右にランダムに動かしたいので、今回はキャラのX座標を-200~200まで動かすことにします。
この時の手順は、次のようにします。
X座標を「0」にする ⇒ X座標を「1から10までの乱数」にする ⇒ X座標を「-200~200までの乱数」にする
これで完成です!
スペースキーを押すと、キャラが左右にランダムに動くようになりました。
雷をランダムに落とそう【スクラッチ 乱数】
次は、乱数を使って「雷を上から下までランダムに落とす」プログラムを紹介します。
最初に、雷のコードに、次のようなブロックを並べます。
このプログラムは、「X座標=0、Y座標=130」から、まっすぐ下に落ちるプログラムです。
雷がまっすぐ下に落ちて、Y座標=-150になったら、また「X座標=0、Y座標=130」に雷が戻ります。
これをランダムな場所から雷が落ちるように、乱数を使っていきます。
最初に作った雷のコードで、最初に雷が現れる場所を、「X座標を0」から「X座標を-200~200までの乱数」に変えました。
これで、ランダムな場所から雷を落とすことができました。
雷が落ちるタイミングも変えてみます。
次のように、「0.1~0.5までの乱数秒待つ」というブロックを使います。
これで、落ちるタイミングもコントロールすることができました。
以上で完成です!
スクラッチの乱数でおもしろいゲームを作ろう
乱数を使えば、スクラッチで色々なゲームを作ることができます。
(例)りんごがランダムに落ちてくる「りんごキャッチゲーム」
キッズプログラミング教室アルスクールでも、子ども達が乱数を使って、自分で考えたおもしろい作品をたくさん作っています。
乱数は、スクラッチの中でも簡単に使えるブロックなので、ぜひ色んな作品で使ってみてください。
キッズプログラミング教室【アルスクール】では、オンラインで学べるでプログラミングレッスンを行っています。
現在、冬の入会金無料キャンペーン中で、通常11,000円の入会金が無料になります。
実際のレッスンに参加できる無料体験で、この機会にアルスクールの学びを体験してみませんか。
また、実際の教室でもレッスンを行っています。
- 東京にお住まいの方 → 自由が丘校、中野校
- 大阪にお住まいの方 → 大阪南千里校
- 福岡にお住まいの方 → 福岡西新校
教室での無料体験レッスンをご希望の方は、こちらをご覧ください。