今回は、Scratch(スクラッチ)で【クローン】を使う方法を紹介します。
クローンとは、簡単に言うと、「コピーする」という意味です。
Scratchでクローンに使うブロックは、【制御】の中にある次の3つです。
- クローンされたとき
- 自分自身のクローンをつくる
- このクローンを削除する
Contents
クローンの使い方【Scratch】
ここからは、Scratchのクローンの使い方について、こちらの動画を元に解説していきます。
クローンをつくる(1つ)
まずは、クローンを1つ作ります。
そして、【自分自身のクローンを作る】を使って、このようにコードを並べるとクローンを1つ作ることができました。
クローンを増やす
次に、クローンを増やす方法です。
下記のように、【1秒待つ】のブロックを右クリックして、【1秒待つ】以下を複製します。
2回複製することで、3つのクローンを作ることができました。
クローンの色を変える
このままでは、元からあるアルくんがどれか分からないので、クローンの色を変えることにします。
今回は、コスチューム4に変えて、
色も紫に変えるために、以下のようにコードを並べました。
元のアルくんは緑で、クローンのアルくんは紫です。
クローンを見えないようにする方法【Scratch】
表示されないようにする
アルくんに命令する時は、元のアルくん・クローンのアルくんでコードを書く場所が変わります。
- 元のアルくんに命令:左のコード(緑の枠)
- クローンのアルくんに命令:右のコード(赤の枠)
その場合、【隠す】と【表示する】ブロックを、以下の場所に入れます。
削除する
【隠す】を使う以外に、【このクローンを削除する】というブロックを使う方法もあります。
(例)シューティングゲームで『画面の端に弾が当たったら、弾が消える』としたい場合
【このクローンを削除する】というブロックを使って、弾のコードを次のように作ります。
ここでは、
- スペースを押した時、弾のクローンを作る
- クローンはロケットから発射するようにする
- 画面の端に当たったら削除する
となるように、ブロックを並べました。
クローンを作る上限はあるの?【Scratch】
Scratch3.0では、クローンの上限は300個です。
以下のようにコードを並べると、クローンはどんどん増えていきます。
この時、300個のクローンを作ったら、それ以上増えなくなります。
クローンを使っておもしろいゲームを作ろう
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クローンを使うと、小学生でも比較的簡単におもしろいゲームが作れます。
こちらの記事では、クローンを使った【シューティングゲームの作り方】を詳しく解説しています。
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