今回は、Scratch(スクラッチ)で【クローン】を使う方法を紹介します。
クローンとは、簡単に言うと、「コピーする」という意味です。
![Scratch クローン(1)](https://arschool.co.jp/blog/wp-content/uploads/2021/07/ddc63a83f041eb7feb28330b9c33787b.jpg)
Scratchでクローンに使うブロックは、【制御】の中にある次の3つです。
![Scratch クローン(10)](https://arschool.co.jp/blog/wp-content/uploads/2021/07/68c898831825c65934a467d2253c30dc-1.jpg)
- クローンされたとき
- 自分自身のクローンをつくる
- このクローンを削除する
Contents
クローンの使い方【Scratch】
ここからは、Scratchのクローンの使い方について、こちらの動画を元に解説していきます。
クローンをつくる(1つ)
まずは、クローンを1つ作ります。
![Scratch クローン(14)](https://arschool.co.jp/blog/wp-content/uploads/2021/07/067338f37e8e837c93d576a22afbd254.jpg)
![Scratch クローン(15)](https://arschool.co.jp/blog/wp-content/uploads/2021/07/f0539b24133664fdcbbc8fb0398ac7c0.jpg)
そして、【自分自身のクローンを作る】を使って、このようにコードを並べるとクローンを1つ作ることができました。
![Scratch クローン(3)](https://arschool.co.jp/blog/wp-content/uploads/2021/07/4aae148720a3339f24f18aeafee9eb3f-1.jpg)
クローンを増やす
次に、クローンを増やす方法です。
下記のように、【1秒待つ】のブロックを右クリックして、【1秒待つ】以下を複製します。
![](https://arschool.co.jp/blog/wp-content/uploads/2021/07/96951526c02a61c2be9b0cf830ec60c0.jpg)
2回複製することで、3つのクローンを作ることができました。
![Scratch クローン(4)](https://arschool.co.jp/blog/wp-content/uploads/2021/07/eb5f741bb7a82c392e25ac0c947a85cc.jpg)
クローンの色を変える
このままでは、元からあるアルくんがどれか分からないので、クローンの色を変えることにします。
今回は、コスチューム4に変えて、
![Scratch クローン(5)](https://arschool.co.jp/blog/wp-content/uploads/2021/07/afad70b6339c94fc1d3bfae088068edc.jpg)
色も紫に変えるために、以下のようにコードを並べました。
![Scratch クローン(6)](https://arschool.co.jp/blog/wp-content/uploads/2021/07/e72087e12fa789ff790793a836a63471.jpg)
元のアルくんは緑で、クローンのアルくんは紫です。
クローンを見えないようにする方法【Scratch】
表示されないようにする
アルくんに命令する時は、元のアルくん・クローンのアルくんでコードを書く場所が変わります。
- 元のアルくんに命令:左のコード(緑の枠)
- クローンのアルくんに命令:右のコード(赤の枠)
![Scratch クローン(11)](https://arschool.co.jp/blog/wp-content/uploads/2021/07/5f152fe256fa7a338ce9763881b277e0.jpg)
その場合、【隠す】と【表示する】ブロックを、以下の場所に入れます。
![Scratch クローン(7)](https://arschool.co.jp/blog/wp-content/uploads/2021/07/4d3f3b274ea6d72182b7499877af594a.jpg)
削除する
【隠す】を使う以外に、【このクローンを削除する】というブロックを使う方法もあります。
(例)シューティングゲームで『画面の端に弾が当たったら、弾が消える』としたい場合
【このクローンを削除する】というブロックを使って、弾のコードを次のように作ります。
![Scratch クローン(13)](https://arschool.co.jp/blog/wp-content/uploads/2021/07/4b418130c474a53055d1340bb07717a9.jpg)
ここでは、
- スペースを押した時、弾のクローンを作る
- クローンはロケットから発射するようにする
- 画面の端に当たったら削除する
となるように、ブロックを並べました。
クローンを作る上限はあるの?【Scratch】
Scratch3.0では、クローンの上限は300個です。
以下のようにコードを並べると、クローンはどんどん増えていきます。
![Scratch クローン(8)](https://arschool.co.jp/blog/wp-content/uploads/2021/07/ac504eb08089b8b9d41281c146d6d0e1.jpg)
この時、300個のクローンを作ったら、それ以上増えなくなります。
クローンを使っておもしろいゲームを作ろう
![Scratch クローン(16)](https://arschool.co.jp/blog/wp-content/uploads/2021/07/02c6fe06a7dde000bb07769def46b69f.jpg)
キッズプログラミング教室【アルスクール】では、シューティングゲームや落下ゲームなど、クローンを使った作品を子ども達がたくさん作っています。
クローンを使うと、小学生でも比較的簡単におもしろいゲームが作れます。
こちらの記事では、クローンを使った【シューティングゲームの作り方】を詳しく解説しています。
![Scratch シューティングゲーム作り方8](https://arschool.co.jp/blog/wp-content/uploads/2020/04/c02ad0bff7e88b5d8187ca4dc7442c20-320x180.png)
アルスクールでは、子どもたちの興味があるものをベースに、楽しくプログラミング作品を作るというレッスンを行っています。
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