今日はアルスクール・オンライン校の2年生の男の子の作品をご紹介します。
2つのサイコロの目の合計は何になる?
ある日のレッスン中、スタッフが「自由創作で何を作る?」と尋ねると、「他の人の作品を見て、考えてみる!」と言って、アルスタジオに公開されている他の生徒やスタッフの作品を見始めました。
そこで彼が興味を持ったのが、むらっちが公開していた「サイコロを2つ投げた時の出た目の合計をシミュレーションする作品」でした。
実は、彼は算数が大好き。2つのサイコロの目の和についても、以前本で読んだことがあったようです。
スタッフが「出た目の和は何になる確率が高いの?」と聞くと、「それは7だよ!6分の1の確率だよ!」と即答。
さっそく、むらっちの作品を動かして試してみましたが、結果は彼の予想通りにはなりませんでした。
そこでスタッフが「なんでだろう?」と問いかけると、しばらく考えた後、「回数が100回じゃ少ないんじゃない?」と言い出したのです。
プログラミングでシミュレーションしてみよう!
そこで、スタッフから「今日はこの作品をリミックスして、好きにシミュレーションしてみようか!?」と提案。
彼も同意し、早速作品をリミックスしてコードを作り変え、試行回数を600に変更しました。
すると、「やった!回数を増やすとやっぱり7が多い!!」と喜ぶ結果に。
さらに、スタッフが「サイコロが3つだとどうなる!?」と投げかけると、「うーん、想像がつかないけど、真ん中くらいが多そう!作ってみよう!」と、新たな作品作りに挑戦。
その結果できたのがこちら。
完成した作品を見て、「10とか11が多い!!考えた通りになったよ!!」と喜んでいました。
サイコロ3個バージョンの作成は大変でしたが、算数に興味がある彼は諦めずに頑張っていました。
プログラミングで楽しく養う理数のセンス
私は高校の物理の教員を14年間やっていました。
今、小学生と一緒にプログラミングに取り組んでいますが、理数のセンスを養うのにプログラミング学習は素晴らしいと感じています。
アルスクールには、今回の生徒さんのように元々算数が好きな子もいれば、そうでない子もたくさんいます。
レッスン中には、算数や理科への興味関心が高まるような声掛けを意識的に増やしています。
中学受験に向けた塾での詰め込みで失われつつある理数への興味・思考力を、アルスクールのレッスンで楽しく養っていければ嬉しいですね。
プログラミングを通じて、子どもたちの好奇心や探究心を刺激し、楽しみながら学ぶ姿勢を育てていきたいと思っています。
キッズプログラミング教室【アルスクール】では、オンラインで学べるでプログラミングレッスンを行っています。
実際のレッスンに参加できる無料体験で、一度アルスクールの学びを体験してみませんか。
また、実際の教室でもレッスンを行っています。
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