今回は、「独学できる子どもにプログラミング教室は必要か?」というテーマを考えてみたいと思います。
今回も上の挿絵をAIに作ってもらいました。中野校もこんな大きな教室ほしいな〜w
「独学で学べる」子どもに、プログラミング教室はいらない?
先日、小学2年生の女の子がアルスクールに来てくれました。その子は、普段は自宅でWEBサイトを見ながら一人でプログラミングを練習しているそうです。彼女のように独学で学ぶ力がある子どもを見ると、「これがアルスクールの目指している学習者の姿だ!」と感動します。
自分で考え、試行錯誤しながら主体的に学ぶ姿勢は、まさに私たちアルスクールが目指しているものです。だからこそ、アルスクールにはカリキュラムや教科書がなく、一人ひとりに合わせた自由な学びを大切にしています。
では、すでに独学できる子どもには、プログラミング教室は必要ないのでしょうか?
この女の子と一緒に教室で学びながら、私なりの答えを考えてみました。
(そう言うだろうと思いましたよねw)
プログラミング教室は、独学の子どもたちにこそ、新しい可能性を広げる場を提供できます。その理由を、以下に分かりやすく整理しました。
1.「わからない」を解消できる場
独学で学ぶ際、一番の壁は「詰まったとき」です。
プログラムが動かない原因が、小さなミスや見落としであることはよくあります。自分で何度も注意深く見たつもりでも、人に相談するとサラッと解決しちゃったりするんですよね。また、インターネット上の情報が古かったり、不正確だったりすることもあります。
教室では、こうした「わからない」をその場ですぐに質問し、正確なアドバイスを受けられる環境があります。しかも、答えそのものではなく、答えに辿り着けそうな道を示すのがアルスクールのこだわりです。
2. 仲間と学び合う楽しさ
プログラミングの「習い事」教室ではあるけども、通っているのはみんなプログラミングが好きな子たちです。
私自身も好きなアーティストのファン仲間と話すとき、その楽しさを実感します。同じものを好きという共通点は、それだけで心がつながる特別な力を持っています。
3. 発想力と応用力を磨ける
実際に世の中に出てからのことを考えると、指示書通りに正確に作れるスキルだけでなく、状況に合わせてカスタマイズできるスキルの方が強いですよね。
教室でも、WEBサイトを見てつくった作品にその子らしいアレンジを加えることを重視しています。一緒に作品で遊んで仕組みを理解してから、こんな機能を追加してみたら?とアドバイスをします。
4. 多様な視点を得られる
教室には、興味や性格が異なる子どもたちが集まります。
他者の考えや作品に触れることで、自分では思いつかないアイデアや視点を得られるのも教室の魅力です。
5. プロの視点でフィードバックがもらえる
教室のスタッフは、ただ質問に答えるだけでなく、子どもたちの成長に合わせたフィードバックを行います。
例えば、コードの効率化やデザインの工夫など、より高いレベルを目指すためのアドバイスをしたり、こんなことができるようになったねと成長ポイントを言葉にして伝えたりします。
このようなプロの視点からの指導は、独学では得にくい貴重な経験です。
6. 目標設定と進捗管理のサポート
独学では、進むべき方向や学習のペースが曖昧になりがちです。
教室では、数ヶ月に一度「発表会」を大きな区切りとしながら、その子に合った目標を一緒に設定し、毎回の進捗を確認する仕組みがあります。
7. プレゼンテーション能力の向上
教室では、数ヶ月に一度、自分の作品を他の生徒や保護者に発表する機会があります。プレゼンテーションを通じて、伝える力や自信を養うことができます。
毎回発表会の前はみんな緊張して「やりたくない〜」と弱音をこぼしますが、やり終わった時の達成感に溢れた明るい表情を見ると、こういう機会がもたらす成長は大きいなと感じます。
8. 失敗をポジティブに捉える環境
教室では、エラーや失敗を「学びの一部」として歓迎します。失敗を改善するプロセスを体験することで、「失敗しても大丈夫!」という安心感の中で、挑戦し続ける意欲が育っていきます。
9. チームワークの経験
独学ではなかなか経験できない「チームでのプロジェクト」も体験できます。
他の生徒と役割を分担しながら、一つの作品を完成させる経験は、コラボレーション力、コミュニケーション能力を育みます。
10. 情報へのアクセス
わからないことは何でもインターネットで調べられる時代ですが、調べ方次第でその結果が変わってきます。いわば、調べるスキルも超重要です。
自分がわからないことを調べるのは、実は結構難しくて、なぜなら「わからないこと」なわけなので、どう調べたらいいかわからないこともあるわけです。
教室ではスタッフが、調べるキーワードをアドバイスしたり、参考情報がありそうなWEBサイトを教えたりします。「わからないことがわからない」負のスパイラルに陥らなくて済みます。
11. 学びを継続させる仕組み
人は誰でも、途中で飽きてしまったり、やる気を失ったりすることもあります。もちろんそれでもいいと思っています。ただ、ずっとそのままではなかなか力がつきません。
教室ではスタッフが日頃からよく子どもの様子を観察しているので、今は脱力させていいとき、今はちょっと背中を押した方がいいとき、など状況を見極めてサポートすることができます。
また、いったんは飽きたり諦めたりして保留した学習内容を、いつか適切なタイミングが来た時に、思い起こさせて学びを復活させることもあります。
プログラミング教室の理想的な使い方
家では自分なりにプログラミングを学び、教室では質問やフィードバックを受けたり、仲間と作品を共有し合う。このサイクルこそ理想的な学び方かなーと個人的には思います。
「自己の視点」と「他者の視点」
総じて私が大切だと思うのは、これはプログラミングだけに限った話ではありませんが、「自己の視点」と「他者の視点」を行き来する体験です。
自分が好きなことに集中して無我夢中になって取り組む時間は大切です。一方で、他者の考えや価値観に触れることも、人間社会で生きていく上で欠かせない学びです。
他者理解が深まることで、それが鏡となり、自分自身の新たな一面を発見することがあります。また、自分にとって当たり前だと思っていたことが、他者と比べることで、自分の「得意なこと」だと気づくこともあります。
さらに、自分が最高だと思っていたものが、他者からはさまざまな評価をされる(時には批判される)ことを知る場合もあります。逆に、自分にはよくわからないが、一部の他者からは高く評価され話題になることもあります。
こうした発見を通じて、他者に自分の伝えたいことをどう伝えるか、そのアプローチを考える選択肢が広がります。自己の視点と他者の視点の相互作用は、とても面白いです。
このように、独学できる子どもにも、プログラミング教室は「もっと楽しく、もっと広く、もっと深く学ぶ」ための貴重な場です。
アルスクールの教室が提供する価値を、ぜひ体験ください!
※今回の画像は、ChatGPTを使ってAIで生成したものです。
キッズプログラミング教室【アルスクール】では、オンラインで学べるでプログラミングレッスンを行っています。
現在、新学期入会金無料キャンペーン中で、通常11,000円の入会金が無料になります。
実際のレッスンに参加できる無料体験で、この機会にアルスクールの学びを体験してみませんか。
また、実際の教室でもレッスンを行っています。
- 東京にお住まいの方 → 自由が丘校、中野校
- 大阪にお住まいの方 → 大阪南千里校
- 福岡にお住まいの方 → 福岡西新校
教室での無料体験レッスンをご希望の方は、こちらをご覧ください。