今回は、自由が丘校の子どもたちが作った「鳥のアクションゲーム」と「手をあげるゲーム」を紹介します。
変数を使って鳥の動きをコントロール!アクションゲームに挑戦
こちらは、鳥のキャラクターを操作して、画面に現れる障害物をどんどん避けていくアクションゲームです。
操作はとてもシンプルで、上向きの矢印キーかマウスのクリックで鳥を羽ばたかせるだけ。
ただし、キーやクリックをしないと、鳥はどんどん下に落ちてしまうので、タイミングよく操作する必要があります。
上や下にある黒い壁、そして右から流れてくるブロックにぶつかるとゲームオーバー。
遊んでみると意外と難しく、ついつい夢中になってしまうゲームです。
この作品では、鳥が上下に動くスピードを「変数」を使って細かく調整していて、まさにプログラミング的な思考がしっかりと活かされています。
さらに鳥の見た目(コスチューム)もすべて自作!
四角形をうまく組み合わせて、羽ばたく動きも表現していて、とても丁寧に作り込まれています。
ブロックはランダムな高さで何度も出てくる仕組みになっていて、遊ぶたびに変化があるのもおもしろいポイント。
シンプルながらもしっかり完成された、素敵なゲームになりました。
手をあげるゲームで、ちょっと難しい「条件分岐」にチャレンジ
もうひとつ紹介するのは、現在制作中の「手をあげるゲーム」です。
棒人間のキャラクターがいて、右矢印キーで右手を、左矢印キーで左手を上げるという、とてもシンプルな仕組み。ですが、実はこれ、ちゃんと作ろうとすると少し難しいんです。
たとえば、「右手を上げる」操作ひとつでも、次のような4通りのパターンがあります:
- 両手をおろしていたら → 右手だけを上げる
- 左手だけ上げていたら → 両手を上げる
- 右手だけ上げていたら → 両手をおろす
- 両手を上げていたら → 右手だけおろす
これを正しく動かすには、「今どちらの手が上がっているか?」という状態をプログラムで記録しながら動かす必要があります。
コードを組んでみるとこんな感じ。
そこで今回のレッスンでは、「右手を上げているか?」「左手を上げているか?」を表す変数を作成したので、それを使って次回以降に本格的なプログラムを組んでいく予定です。
ちょっと複雑な条件分岐ですが、こうした“ややこしいけど考えがいのある”プログラムに挑戦することで、子どもたちのプログラミング力や思考力がどんどん育っていきます!
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