プログラミング教室アルスクール福岡西新校では、他校と1ヶ月遅れで、10月にプレゼン発表会を行いました。
レッスンの前半の時間に、発表したい作品についての説明を、自分の言葉でまとめました。
多くの生徒が、プレゼン発表する機会が好きなようです。
意欲的に発表の原稿を作っていました。
そして、レッスンの後半はプレゼン発表会!
次の章からは、プレゼン作品・発表の様子について紹介します。
どれも自分で考え、試行錯誤して作った作品です。
【対戦ゲーム】の作品を発表
まずは、【ゾンビやドラゴンと対戦するゲーム】を紹介します。
作品の内容
- 主役キャラの【アルゴン】が、剣で【ゾンビ】や【ドラゴン】と戦う
- 敵キャラに剣を当てることができたら、敵の体力が減る
- 敵に当たったり、攻撃を受けたりすると【アルゴン】のHPが減る
この作品では、「ゾンビを倒す⇒コインを取る⇒ドラゴンが出てくる」と順番になるようにプログラミングされています。
このプログラムは、メッセージというブロックを使って、こんな風に作られています。
ゾンビのプログラム
- ゾンビが「体力=0」になったら「コインをおくる」
コインのプログラム
- 「コインをうけとったとき」、コインを表示
- 【アルゴン】がコインをゲットしたら、「ドラゴンをおくる」
ドラゴンのプログラム
- 「ドラゴンをうけとったとき」、ドラゴンを表示
この作品をつくった生徒は、このような複雑な流れを理解しながら進めていました!
このように、メッセージという機能を上手に使ったり、主人公のHPや敵の体力を表示したりと、色んな工夫がみられる素晴らしい作品でした。
プレゼン発表のときは、作品をプロジェクタで映しながら、がんばったところなどをしっかり説明してくれました!
【音ゲー】の作品を発表
次に、プレゼン発表してくれた【音ゲー】の作品を紹介します。
作品の内容
- 落ちてきた赤矢印と黄矢印を、同じ形の矢印と重なるタイミングで、「←キー」または「↓キー」を押す
- タイミングがあえば、矢印が消える
- タイミングがあわなければ、矢印は下まで落ちる
こちらは、ひたすら「←」と「↓」のクローンを作って下に落とす作品です。
工夫がみられるポイントとしては、29秒後には赤矢印が2倍落ちてきたり、
23秒後には黄色矢印が2倍落ちてきたり、スペースキーを押せばさらに落ちてくる数が増えたりするところ。
プレゼンでは、自分で動かしながら、細かい工夫がたくさんある作品をしっかり発表してくれました!
【プラットフォーマーゲーム】の作品を発表
次に、紹介するのはスーパーマリオブラザーズのようなプラットフォーマーゲームの作品。
作品の内容
- 横スクロールで棒人間が移動
- 敵にぶつかるとゲーム終了
- コース途中でコインをゲットできる
- 敵にぶつからず最後までいけたら、ゲームクリア
この作品は、「背景のx座標を【0-動いた距離】にする」とプログラムすることで、背景を横スクロールさせています。
背景は8枚も作っていて、敵が登場したり・上に乗れるブロックやコインがあらわれたり、進むにしたがって場面が変わるようにしていました。
敵キャラの位置も決め、どのタイミングで敵が出てくるのかをしっかりプログラム。
かなり、プログラム量が多く、根気のいる作業ですが、しっかり完成までもっていきました!
プレゼン発表では、遊び方や工夫したところを、みんなにしっかり説明してくれました!
プレゼン発表まとめ
それぞれの子たちが、自分の作品を気持ちをこめて紹介してくれました。
今回の発表会では、聴く側の生徒たちも素晴らしかったです。
事前に、私からは、聴く側の姿勢について話していませんでしたが、生徒たちは、真摯に耳を傾け、発表者をほめ、質問を通して自分の成長につなげようとしていました。
このような姿勢で聴くことができたのを見て、日頃のレッスンを通して生徒たちの相互作用で成長している面が大きいのだなぁと実感させられました。
福岡西新校の生徒たちは、レッスンを通して、一緒に遊び、話し、聞き、失敗し、考えながら、プログラミングを通して様々な面で成長していってます。
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