埼玉県入間市の中学校で、マイクロビットを使ったプログラミングの授業をしました!
アルスクール代表むらっちと、福岡西新校校長のさわっちが講師として授業に参加。
入間市が「マイクロビット」という小さなコンピューターを中学校に40個ほど配布したのですが、中学校側としては使い方に困っていたそうです。
アルスクールでは、マイクロビットを使ったレッスンを行っているので、その知見を活かして今出張授業を開催することになりました!
今回の出張授業では、「通電テスター」と「傾き検知器」を作ることを通して、プログラミングを学びました。
今回は、その授業の様子を詳しく紹介します。
Contents
マイクロビットでLEDライトをつけてみよう!
まずは、iPadとマイクロビットを接続しました。
その後、マイクロビットの画面にLEDライトを一人ひとりつけてみました。
最初に、iPadで、「ずっと」「LED画面に表示」というブロックを並べ、あとは四角いマスをポチポチ押すだけの簡単なプログラミングを行いました。
「好きな形にしていいよ。」と言うと、ハートの形にしたりして、自分の好きな形のLEDライトをつけていました。
iPadで設定した通りにLEDが点灯するのが、みんな楽しそうでした♬
通電テスター・傾き検知器を作ろう
2つのグループに分かれて創作
次に、AグループとBグループに分かれて、2パターンの作品を作りました。
- Aグループ:通電テスター
- Bグループ:傾き検知器
Aグループはむらっちが担当し、Bグループはさわっちが担当。
作る流れを説明してから、生徒たちが実際に制作にとりかかりました。
【通電テスターを作る様子】
「通電テスター」とは、電気が通るかどうかチェックする装置のこと。
電気が流れた時と流れない時で、LEDの表示が変わるようにプログラミングしました。
表示させるアイコンは、みんなそれぞれ好きなように設定。
完成したら、自分のボールペンをクリップではさんで電気が流れるかチェックする生徒たち。
色んなものでテストして楽しんでいました!
【傾き検知器】を作る様子
Bグループで作る「傾き検知器」は、右に傾けた時と左に傾けた時に音が鳴る装置。
まずは、みんなに、「左に傾けた時に音が鳴る」というプログラムを作ってもらいました。
マイクロビットでは、ドレミファソラシドのメロディを自分で設定できるブロックがあります。
「自分で好きなメロディを鳴らしていいよ~!」とさわっちが説明。
みんな、好きなメロディを作って、次のようにブロックを並べました。
次は、「左に傾けた時と、右に傾けた時に音が鳴る」に挑戦。
その前に、さわっちからこんな質問をしました。
「この検知器を作るプログラムは、【右かつ左に傾けた時】だろうか?【右または左に傾けた時】だろうか?」
あってると思う方に手を挙げてもうらと、【または】の方が多く上がりました。
「実際やって確かめよう!」
と言って、生徒たちに両方試してもらうことに。
「今回は、【または】を使うね。」というのを生徒自身で確認することができました!
完成した傾き検知器を、実際にちゃんと動くか試す生徒たち。
「なんかうまく音が鳴らないなぁ」という時は、さわっちがサポートに入り、みんな完成させることができました!
レポート作成
完成後に、制作過程をまとめるためのレポートを書いてもらいました。
音を鳴らすときはどこにつなぐか、「かつ」「または」の役割など、みんな自分の言葉でしっかり書いてくれました!
お互いの作品を紹介し合おう
次に、Aグループ(導電テスター)の人と、Bグループ(傾き検知器)の人に1対1のペアになってもらい、お互いにレポートを見ながら相手に説明しました。
実際に動かしているところをペアの子に見せて、説明する生徒たち。
レポートを見ながら、お互いしっかり説明できました!
最後の挨拶と中学生の感想
最後に、身の回りの物にもプログラミングが多く使われていることや、大人がやるプログラミングも今日やったプログラミングも仕組みは同じことなどを紹介。
その後、アンケートを書いてもらって終了しました。アンケートを一部紹介します。
- 色々なマークを自分で作れたり、自分で作ったマークが光った時が楽しかったです。
操作とか少し難しかったしちょっと戸惑ったりとかしちゃったけどとても楽しかったです!- “どんな仕組みか、どうやって使われているのかなどがよく分かりました。
教えてくれてありがとうございました!”
プログラミングはやったことあったけど、何かと繋げてやることがあまりなかったのでたのしかったです。音が鳴った時嬉しかったです。😃😃😃- 初めてマイクロビットに触れて難しそうだと思ってたけど説明を受けてわかりやすく、置いてかれることなくたくさん助けてもらって楽しく授業を受けれました!ありがとうございました!
- 機械系苦手なんですけど楽しく学べたのでよかったです!ありがとうございました!
- “通電チェッカーを友達と手を繋いでさわった時に光ったのがとても面白いと思いました。
もっと大人数でやりたいです。1000人とか。”- タブレットを使う授業はあまり得意では無かったけど、楽しんで出来ました。
プログラムと聞くととても難し感じがしたけど意外と簡単で楽しかったです- マイクロビットについて、たくさんのことを学ぶことができました。私は傾き検知器を作ったのですが、最初はうまく音が鳴らなかったりしたのですが、先生方や友達が教えてくれたりしてくれたおかげで、音を鳴らすことが出来ました。iPadで、設定するだけで音を鳴らすことができるなんてすごいなと思いました。こらからの授業でも、今日の経験を生かして頑張っていきたいです。
今回の授業を通して、プログラミングを楽しく学んでくれた子が多くいたことをとても嬉しく思います。
急速にIT化する社会の中で、子ども達が将来テクノロジーを使って仕事をする機会はますます増えていくでしょう。
今回の経験が、プログラミングやテクノロジーに興味をもつきっかけになったら幸いです。
キッズプログラミング教室アルスクールでは、小中学校への出張授業を随時受け付けております。
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