今回は、小学6年生の男の子が、楽しさやドキドキをたっぷり盛り込んで作り上げた本格的なアクションゲームを紹介します。
ゲームでは、主人公のねこを操作しながら、どんどん落ちてくるブロックをよけたり、「安全地帯」に降りたりして得点を競います。
思わず夢中になってしまうゲームですが、見た目だけでなく、中身のプログラムもとても工夫されています。
どんなところがすごいの?ハイレベルのプログラミング作品
こちらの「【落ちるだけ】超爽快アクション」は、工夫された点や高度なプログラミングスキルが随所にみられる作品です。
プログラミングって、具体的にどんなことをしているの?
ゲームの世界では、主人公のキャラクターが左右に動いたり、落ちてくるブロックを避けたり、ぶつかると爆発してドキッとしたり――。
そんなたくさんの出来事が、ぜんぶ「プログラム」という設計図で細かく指示されています。
この作品のすごいところ
この作品では、出てくるキャラクターやボタン、カウントダウン、スコア(点数)表示、音楽など、全部で10個以上のパーツ(スプライト)を上手に分けて、役割ごとに自分で動きを考えて作っています。
プログラミングの複雑な要素がいくつも組み込まれていて、講師から見ても「すごい!」と思えるポイントがいくつかあります。
例えば、次のようなところです。
- ねこがブロックに当たった時のアニメーション
単純にゲームオーバーになるだけでなく、ぶつかった時にねこが爆発したり、姿が変わるなど、「どうしたらもっとおもしろく見えるか」を考えて丁寧に作られています。 - BGMや効果音もしっかり工夫
ゲームの始まりやゲームオーバーの時など、タイミングぴったりに音楽や効果音が流れるので、遊ぶ人がより楽しめる内容になっています。 - プログラミングの技術もばっちりです
少しずつブロックが速くなっていく仕組みや、高得点が出せるような工夫もたくさん取り入れられています。
本人も、「ねこがブロックに当たった時のアニメーションには特にこだわった」と教えてくれました。
見た人がビックリしたり、楽しい!と思えるように何度も工夫していました。
全体としてもクオリティの高い作品です。
お子さんの「やりたい!」が、本物の力につながります
プログラミングというと、「パソコンに詳しくないと難しいのでは?」「数学が得意じゃないと無理かも」と思ってしまう保護者の方も多いかもしれません。
でも、今回ご紹介したゲームのように、自分のアイデアを誰かのために形にしたい! 楽しく工夫したい!という気持ちが原動力になると、子どもはびっくりするほどの力を発揮します。
この作品の作者である小学6年生の男の子も、「こんなゲームを作りたい!」「ここをもっと面白くしたい!」というワクワクした発想からスタートし、
- どうやって実現できるか自分で考え、
- ときにはうまく動かない部分に何度も挑戦しながら、
- できた時の嬉しさを感じて、さらに工夫してきたのです。
単に「こうしなさい」と与えられた課題だったら、ここまでの高いレベルのプログラムにはなかなか辿りつきません。
自分のアイディアを実現したい、楽しさを追求したい――そんな気持ちが、難しいプログラミングの知識やスキルを自然と吸収させる力になります。
Scratchのような子ども向けのプログラミング環境だからこそ、遊びのように試して、失敗してもまた挑戦できる。そのなかで、
- 諦めずに挑戦する力
- うまくいかないときに「なぜ?」と自分で考える力
- どうしたらもっと楽しんでもらえるか工夫する心
こうした「生きる力」が、自然に伸びていきます。
お子さんがプログラミングにチャレンジするときは、ぜひ「すごいね!」「どうやって思いついたの?」と声をかけてあげてください。
その一言が、新しい成長や発見を生み出します。
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