教育

アクティブラーニングとは?小学校の授業がどう変わるのか事例を交えて紹介

アクティブラーニング1

アクティブラーニングという学習方法が一気に広まりました。

しかし、どのようなことをやっているのか、なぜそれが重視されているのかを知らない人も多いようです。

ここでは、未来を生きる子どもたちが身につけるべきスキルを養うことができるアクティブラーニングについて、

  • 能動的に知識やさまざまなスキルを獲得できる
  • 協調性や新しい考え方を学ぶことができる
  • いままでの授業と、アクティブラーニングとの比較
  • 明確な目的と、ゴールの共有をしっかり行うことで、効果がより高まる
  • 海外や日本での導入事例

以上のことを、紹介いたします。

 

アクティブラーニングとは

アクティブラーニング5

アクティブラーニングとは、生徒が自分から学ぶ能動的な学習形態の総称です。

生徒の、認知的・倫理的・社会的能力や、教養、知識、経験などを育む学習方法で、多くの学校でも導入されています。

文部科学省によると、

「生涯にわたって学び続ける力や主体的に考える力は、受動的では身につかない。好奇心を刺激しつつ、教員と生徒が互いに切磋琢磨しながら、知的に成長する場を提供すべき」

とされており、これからの社会を生きていくために必要な能力を鍛えるためにとても有効なのです。

これまでは、指示されたことを的確に、効率よく行うことが重視されていましたが、人工知能(AI)やロボットなどテクノロジーの発達にともない、新しいもの、個々のニーズに対応したものを早く作り出すことが求められています。

これまでになかったものを生み出すためには、思考力や表現力、判断力など、さまざまな能力が必要です。

教育も時代の変化を受けて、それらを鍛えるためにアクティブラーニングを取り入れることになりました。

 

アクティブラーニングで小学校はどう変わる?

アクティブラーニング2

基本的な学習は、教員が子ども達に対して一斉に授業を行う講義形式が中心でした。

子ども達は教えられた内容を覚え、テストで結果を出し、それによって成績が決まる、というのが一連の流れです。

これは、教員からの一方通行的なもので、子ども側からすると、どうしても受け身になってしまいます。

また、知識の定着や復習は個人での学習がメインになります。

一方で、アクティブラーニングは、主体的に学ぶことを目的としています。

学ぶことに興味を持ち、いまの学びが自分の人生とどのように関わってくるのかを常に意識します。

アクティブラーニングは、主にディベートやグループディスカッションを通じて行われるため、自分の意見の発表はもちろん、仲間の意見を聞き、対話することで、自分の視野や考え方の幅を広げることが可能です。

さらに、さまざまなテーマについて話し合うことが多いので、テーマに関して広く、深く学ぶこともできます。

自分の意見が正しい、ということに固執することなく、柔軟に周りの意見を取り入れ、吸収し、思考力や判断力、表現力などを高めていけるのがアクティブラーニングの大きな魅力です。

これからは、大量で画一的なものの消費から、細かいニーズが要求される社会に変わっていきます。

また、AIやロボットなどが人間にとって代わる場面も増えてきます。

このような時代の変化に対応するために、必要な幅広い思考力や判断力は欠かせないでしょう。

 

アクティブラーニングのメリットとデメリット

アクティブラーニング6

アクティブラーニングには、さまざまなメリットがあります。

子どもが自分たちで授業を進めるので、どうすればいいかを考える力も養われ、主体的に行えます。

また、通常の授業のように、個々人がノートや板書と向き合うわけではなく、まわりの仲間と役割や方向性を話し合い、意見を出しあうので、協調性も身につきます。

さらに、自分とは異なる意見に触れる機会が増えるため、新しい価値観や多角的な視点を学べるため、そこから新しい課題や問題解決に向かうことも可能です。

目的を持ち、それをどのように達成するかをさまざまな角度からアプローチできるのがアクティブラーニングの最大のメリットでしょう。

一方で、なにを獲得すべきかが事前に意識できていないと、アクティブラーニングの効果はありません。

ディベートやグループディスカッションも、準備なくいきなり始めても、戸惑ってしまい成立しません。

黙ってしまうか、全く関係ないおしゃべりになってしまうでしょう。

そのため、目的を最初の段階でしっかりと確認し、教師と子ども達の間で共有しておくことが重要です。

また、扱うテーマについてなにも知らない・わからないまま始めても、学びは進みません。

学びには、自分で獲得する部分もあれば、教員から一斉に授業することで教えるものも重要です。

それらが基礎となり、アクティブラーニングの効果もアップします。

そのため、日頃の学習とアクティブラーニングによる学びのバランスがとても大切です。

 

世界のアクティブラーニングの事例

アクティブラーニング3

世界では、アクティブラーニングは以前から取り入れられています。

たとえばアメリカでは、学期の最後にプレゼンテーションの授業があります。

1グループ4~5名で、それまでに習ってきたことを復習しながらまとめ、グループごとに発表します。

復習内容について話し合うことで、それぞれの視点から考える重要な部分が共有でき、これにより、インプットとアウトプットも行われるため、学習内容の定着も図れます。

また、国際的な指標である「生徒の学習到達度テスト(PISA)」で高い順位にあり、教育大国として評価のあるフィンランドは、1993年からアクティブラーニングを導入しています。

人生観を考えるような授業や、環境に配慮した素材で、立体的な迷路を作るプロジェクトなど、ひとつのテーマからさまざまなことが学習できるように組み立てられています。

 

日本のアクティブラーニングの事例

アクティブラーニング4

日本でも、すでにアクティブラーニングは導入されています。

たとえば理科実験をテーマにして、まずは個人で予想を立て、グループごとに意見をまとめて、発表しあうようなものや、市役所に地域の自然環境の保護についての提言を行うというテーマで、集めた資料を自分たちで分析し、開発と保護の両立をどのようにすればいいかをまとめて、実際に役所の担当の人に読んでもらうという授業が行われています。

これらは一例ですが、実験の結果はこうだった、自然は守るべき、というだけでなく、自分の立てた予想となぜ違ったのか、開発しながら自然を守るにはどうすればいいのか、といった深い視点で物事を見つめ、意見交換しながら問題解決していく能力を養っています。

 

アクティブラーニングの施策ポイントと効果

アクティブラーニング7

受動的な勉強は、学習の基礎を作るために必要ですが、その知識や理解を深め、新しい見方で物事を考える力を養うアクティブラーニングは、いまさまざまな形で導入されています。

これからを生きる子どもたちが将来、難問にぶつかることもあるでしょう。

そのとき、どうすればいいのかを考え、立ち向かっていかなくてはいけません。

問題解決に向けて、あらゆる想定を行い、実行し、もし間違えても新たな方法でチャレンジする力。

まわりの意見にも耳を傾け、すぐに実行できる力。

アクティブラーニングは、その能力を磨くには最適の学習方法です。

アルスクール探究型キッズプログラミング教室では、モノづくりに興味のある子どもたちが、自分の思い通りのものを作ろうとがんばっています。

失敗すればなにが間違っていたのか、もっとスムーズに動かすためにはどうすればいいのかを必死に考えて、繰り返し挑戦しています。

また、まわりの子どもたちとも意見交換して、アイディアを出しあえる環境も整っています。

プログラミング教室は、アクティブラーニングがどのようなものかがわかり、スキルを鍛えられる場所なのです。

モノづくりに興味がなくても、考えたり挑戦することが苦手でも大丈夫。

専門の講師と、知的好奇心を刺激するさまざまな教材を使ったレッスンを用意していますので、きっと夢中になって取り組めるようになります。

 

アルスクールでは、5月よりオンラインレッスンを始めました!

オンラインレッスンの内容・子ども達の反応については、こちらの記事をご覧ください。

オンラインレッスン小1小2 (15)
小1・小2のオンラインレッスンを始めました!Scratchで楽しく学ぼう5月よりオンラインレッスンを開講しました! 小1・小2の新規の子は、アルスクールの在校生とは別の日程でレッスンをしています。そして、少人数制で、一人ひとりのペースに合わせたレッスンを行っています。レッスン内容・子ども達の反応について詳しく紹介します。...

 

そして、オンラインレッスンの前に、新規のお子様には、無料体験会に参加していただいています。

先日行った無料オンライン体験会の様子はこちらをご覧ください。

オンライン体験会 (1)
【オンライン体験会】を開催!体験会の内容と子供たちの反応新型コロナウイルスの影響で、アルスクールもレッスンのオンライン化への切り替えを進めることにしました。そこで、先行してお問い合わせいただいた方にオンラインでの体験会を開催しました。今回は、体験会の内容や参加してくれた子ども達の反応について詳しく紹介します。...
入会金無料キャンペーン20208月(2)

キッズプログラミング教室【アルスクール】では、5月よりオンライン校を開講しました。

それにあたって、入会金無料キャンペーンを行います!

オンライン校・自由が丘校のどちらでも、通常10,000円の入会金が無料になります。

入会金無料キャンペーンは8月末までの期間限定です。

この機会に、無料体験会に参加して、アルスクールの学びを体験してみませんか。

オンライン校・自由が丘校ともに、無料体験会を随時開催中です。

詳しくはこちらをご覧ください。

入会金無料キャンペーンの詳細はこちら