コラム

Edtechとは?言葉の意味やe-ラーニングとの違い、メリットデメリットについて徹底解説!

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近年、教育の現場にEdtech(エドテック)が登場しているのをご存知でしょうか?

Edtechとは、インターネットなどのテクノロジーを利用した新しい教育の枠組みのことです。

2020年7月現在、経済産業省のEdTech支援サイト「未来の教室」に登録されているサービスは134種にのぼっています。

オンライン英会話・AI英会話・プログラミングのような新興学習系サービス、中高生限定SNSのようなコミュニケーション系サービス、プロジェクターなどの機材支援や部活動支援まで、そのラインナップは多岐にわたります。

注目の高まる今後のオンライン教育にもEdTechは活用されていくことでしょう。

以下では、Edtechについて詳しく解説します。

 

Edtechとは?教育とテクノロジーの造語

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EdTechとは、教育(Education)× テクノロジー(Technology)を組み合わせた造語で、教育分野にイノベーションを起こすことを目的としたビジネスやサービスなどの総称です。

デジタルやICT(情報通信技術)を既存産業に掛け合わせることで新しい価値を生み出す”X-Tech”のひとつと位置づけられ、「教育工学」とも呼ばれます。

科学技術の進歩に伴ってあらゆる分野でテクノロジーが活用されていますが、この時代の流れに合わせようとする教育分野の取り組みであるEdTechはいま大変注目を集めています。

昨今のコロナ禍でオンライン教育など制度刷新を望む気運も高まっており、EdTechにはそうした社会要請に応える役割も求められています。

 

eラーニングとエドテックの違い

教育分野におけるICTの先行事例として「eラーニング」が挙げられます。

eラーニングは特定の場所で講師が直接講義をする必要はなく、PCやタブレット端末等を利用してインターネットを介して学習する形態です。

時間や場所に制限されずに、学習環境を何度も再現できることが特徴です。

試験や研修の会場へ足を運ぶ必要がなく、また従来のメディア(紙、スライド、テレビなど)で補えないタイプの教育を行うことも可能です。

eラーニングのもつ従来型“知識学習”の補助的な役割に加え、EdTechは技術面の進化によって対応領域が広がり、グループ活動やコミュニケーションを含む“経験学習”の支援としての新たな側面も付け加わっています。

 

Edtechのメリット

Edtechには、従来型の教育形態にはなかったたくさんのメリットがあります。

たとえば、次のようなものがあります。

  • 遠隔で好きなときに授業を受けられる
  • 双方向のやり取りが可能
  • 個々人にカスタマイズした学習環境を提供できる
  • カリキュラム策定に幅広い選択肢が生まれる
  • 教室という限られた空間を超えて国内外にアクセス可能である
  • 教師-学習者間または学習者同士の交流促進
  • ICTのメリットを学びながら体感できる
  • STEM教育と相性が良いこと
  • 不登校等の校内問題の解消、効率化や低コスト化

すでにEdtechが導入されている海外の国々では、生徒同士の議論が活発になるなど様々な効果が表れています。

 

Edtechのデメリット

従来型教育に比べてメリットづくめにみえるEdtechですが、発展途上分野のためデメリットも存在します。

オンライン授業を例にとると、次のようなデメリットがあります。

  • 視聴覚情報に偏り他の感覚機能を育めない
  • リアルの人間関係を構築しづらい
  • 集団行動の指導には不向きである
  • PCやマイクなどハードウェアの環境格差、画面を長時間注視するため眼が疲れる
  • 記憶能力をテストできない(カンニングを防止できない)
  • ある程度のITリテラシーが前提になる
  • 低年齢の学習者には保護者のサポートが必要

Edtechのメリットを最大限享受し推進するためには、これらのデメリットを低減・解消することが大きな課題です。

 

EDTech市場規模の拡大

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EDTech市場規模は拡大傾向にあると予想されます。

AWSジャパン社の調査によると、日本におけるEdTech市場規模は2023年には3,000億円を超えると予測されています。

また、世界のEdTech市場は米MarketsandMarkets社の調査によると、5.2兆円規模でした(2015年)。

2020年には11.2兆円規模となる見込みで、年平均成長率は16.72%という飛躍的なペースで今後拡大すると予測されています。

 

EDTechの事例は?

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経済産業省のEdTech支援サイト「未来の教室」の登録サービス導入事例は11例(2020年7月現在)に及びます。

内訳としては主要教科の学習支援、PC・タブレット端末を利用した授業支援、近年重要性が高いと指摘されるオンライン英会話やプログラミング学習など、注目度が高い分野が含まれています。

また、休校時に学校と保護者間の連絡に活用された通信支援もあります。

取り組みが進んでいる一方、逆に言えば、登録サービス全134例のうち導入事例はわずか10%以下に過ぎません。

導入地域も都市部に偏っていることから地域間格差も懸念され、EdTechが一層普及するためには成功事例を広め、認知度を高めていくことが必要です。

参考:未来の教室
https://www.learning-innovation.go.jp/

 

EDTechに対する政治の動き

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文部科学省は公表するSociety5.0において、EdTechを「教育におけるAI、ビッグデータ等の様々な新しいテクノロジーを活用したあらゆる取組み」と位置づけています。

また、経済産業省はEdTechを「教育格差の解消、グローバルで活躍できる人材育成、教育現場改善」の3点の問題解決に有効だと位置づけています。

支援サイトも立ち上げており、将来の経済活性化を見据え国が一丸となってEdTechに力を入れていることがうかがえます。

参考:Society5.0_文部科学省
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/002/siryo/__icsFiles/afieldfile/2018/06/20/1406021_18.pdf

 

EDTechの今後はどうなっていくのでしょうか?

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EdTechは近年教育分野で注目されている英語・プログラミング・STEM・オンラインといった他のキーワードともそれぞれ相性が良く、これらの取組みと相互依存的に発展する可能性を秘めています。

また、AI、IoT、VRなど、さらなる発展が見込める最先端ICT技術と連携できる将来性も備えています。

こうした革新的な教育法であるEdTechの利活用によって、学習者一人一人への教育の最適化・効率化が今後期待されます。

キッズプログラミング教室【アルスクール】では、自由が丘校・中野校・中野TCS校・オンライン校で、プログラミングレッスンを行っています。

急速にIT化する中で、これからの時代には【テクノロジーを活用して社会に価値を提供する人材】が求められいます。

そして、それがプログラミング教育必修化の背景にもなっています。

これからの時代を生きていく子供たちには、ますます身近となる情報技術を効果的に活用しながら、複雑な文脈の中から読み解いた情報を基に論理的・創造的に考え、解決すべき課題や解決の方向性を自ら見いだし、多様な他者と協働して新たな価値を創造していくための力が求められる。

参照:文部科学省公式サイト

 

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