今回は、福岡西新校に通う小学校2年生の男の子が挑戦した、「ブロック崩し」制作について紹介します。
きっかけは、あるプログラミングコンテストへの挑戦が決まったことでした。
もともと、論理的に思考や計算が得意な生徒さんでしたが、入会からわずか半年でのチャレンジ。
計6回のレッスンを通じて根気強く取り組んだ、彼の作品をぜひご覧ください!
Contents
「ブロック崩し」に挑戦!プログラミングでつまずきやすいポイント
「ブロック崩し」とは、画面の下にあるバーを操作しながら、跳ね返るボールを使ってブロックを消していくゲームです。
「ブロック崩し」を作るときに難しいポイントは、主に2つあります。
【ポイント1】同じ形のブロックを繰り返しコピーして並べる
【ポイント2】障害物に当たったボールが跳ね返る動きを設定する
【ポイント1】同じ形のブロックを繰り返しコピーして並べる
同じ形のブロックを並べていくには、座標を移動させながら、「クローン機能」を使ってブロックをコピーしていく必要があります。
彼はもともと座標を理解していましたが、「クローン機能」と「繰り返し処理」をうまく使ってブロックを並べることで、その理解をさらに深めることができたようです。
綺麗にブロックを並べられたときに見せた、彼の喜んだ表情が忘れられません✨
【ポイント2】障害物に当たったボールが跳ね返る動きを設定する
次に難しいのが、ボールがブロックやパドル(画面の下にあるバー)に跳ね返る動きを設定することです。
跳ね返りの動きは、ボールの角度について考える必要があるため、キッズプログラミングで学ぶ概念の中でも難しい要素の1つです。
今回は、「ボールが障害物に当たる向き」と「跳ね返る向き」の関係について、さまざまなパターンをホワイトボードに書き出しながら、みんなで一緒に考えました。
そしてついに子どもたちは、「180-向き」という式を導き出しました!🙌
ついに「ブロック崩し」が完成!
こちらが完成した作品です。
しっかりと「ブロック崩し」の動きを再現できただけでなく、彼自身の個性も発揮され、素晴らしい作品ができました!
彼はこれまで、1~2回のレッスンで完成する作品は作った経験はありましたが、6回のレッスンを通じて1つの制作に取り組んだのは初めて。
諦めずに難しい課題に挑戦した経験が、彼の自信につながることを願っています。
アルスクールは子どもたちの自律的な学びをサポートします。
大人が子どもたちに答えを教えるのは簡単です。
しかし、大切なのは子どもたちが自分で答えを導き出すこと。私たちはあくまでもサポート役です。
子どもたちが自律的に、そして諦めずに課題に取り組める環境を作ってあげることが大切だと、改めて実感したのでした。
キッズプログラミング教室【アルスクール】では、オンラインで学べるでプログラミングレッスンを行っています。
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