アルスクール代表の村野です。これからの社会で創造性が必要とはよく言われます。創造性については下記記事をご参照ください。
それではプログラミング教育は創造性を育むのでしょうか?
プログラミング教育は創造性を育むのか
プログラミング教育が創造性を伸ばすのか。それは、学び方次第です。単にプログラミングを学ぶだけでは創造性は育めません。
その証拠に、世の中のエンジニアは決して創造性が豊かとは言えません。もちろん素晴らしいエンジニアもいますが、プログラミングができるから創造性があるとはとても言えないです。
プログラミングでなくても、絵画教室や音楽教室など、あるいは公園での遊びなど、なんでも創造性は育めます。大切なのは「何をするか」ではなく「どうするか」です。
それでも敢えていいます。プログラミング学習は、創造性を伸ばすための素晴らしい方法の1つです。創造性の観点から、プログラミング学習の優れている点を書きます。
パソコン(やタブレット)があればできる
プログラミングはパソコンさえあれば自分で学べ、創作できます。そして世界中の人々とも繋がれ、作品を発表する場もたくさんあります。
創作活動へ道具を揃える必要がないという点で、ハードルは低いです。
ただしアルスクールでは教育的な観点(※)から、小学校低学年(or 幼児)ではパソコンだけでなく工作にも重きを置いています。
※パソコンだけで学ぶには頭の中でロジックを考えるなど、それなりに思考が発育している必要があると考えています。小さいお子さんでは難易度が高いため、その子の発育や興味に合わせて調整しています。
デジタルで発想の幅が広がる
例えば写真撮影にしても、写真を加工したり動かしたり、デジタルスキルを身につけることでできることが広がります。また編集できることを知っていれば、撮影方法にも選択肢が広がります。
何より、楽しくて夢中になる子が多い
子どもはとにかく、パソコンを使ったり、ロボットを動かすのが大好きです。創作活動で、まずは楽しいと思えるもので学びはじめ、達成感を得て学びの面白さを知るようにステップアップしやすいです。
レゴをiPadで動かすのがすごい面白いけど、micro:bitのプログラミングは、いろいろできてレゴより面白いよ。
(レゴの後に難しいプログラミングにチャレンジしたキッズの言葉)
創造性を育むプログラミング教室の選び方
創造性を伸ばすためにプログラミング教室に必要だと考えているポイントは下記です。
作品制作が面白いと感じられるカリキュラムか
単に遊びを楽しむだけでなく、あるいはテキストに沿って講義のように進めるだけではなく「つくるのって面白いんだ!もっとやってみよう!」と達成感を感じられるカリキュラムになっているか。
作品を作るレッスンの場合は、大人が作るものをすべて決めて、アドバイスも多いようですと、やらされた感が強くなります。
放任でなく、子どもとともに学べているか
自由すぎると子どもは何をしていいか分かりません。放任して1人で学べるのであれば、教室に通う必要もないです。
子どもが夢中になって創作に取り組むには、講師の関わり方はとても大切です。教育的な視点を持って、子どもの好奇心を刺激し興味を引き出し、アドバイスも与えすぎず、作品ができたときに適切なコメントとアドバイスをする。
子どもは敏感なので、講師を好きになれそうかも判断材料にしていいでしょう。またそれが、単に甘いから人気なのか、この先生となら面白いことができそうだって感じてるからなのか、保護者の方もチェックしましょう。
創造できる時間と場所
時間に追われては自由な創作もできません。でも子どもは飽きやすい。レッスンの中でどう時間を使っているのか。
また、ここなら安心して学べると子どもが思えるような雰囲気と人間関係がある場所になっているのかなど、環境面も考慮しましょう。
プログラミング教育は創造性を伸ばすための素晴らしい方法の1つです。でもそれは、学び方次第です。
プログラミング教室を選ぶ際に、創造性を伸ばせる教室か、ぜひ検討材料の1つにしてみてください。
もちろん、論理的思考力やその他いろいろな観点があり、創造性はその1つでしかないとは思いますので、ご家庭やお子様にあった教室をぜひ探してみましょう。
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