プログラミングは、これからの時代にますます必要になってくるスキルです。
小学校でも来年からプログラミングが必修化されます。
でも、プログラミングなんて、ほとんどの保護者の方はやったことないですよね?
「プログラミングとはなんなの?」「プログラミングなんてやったことない」と不安になる人も多いですよね。
そこで、今回は「プログラミングって何なのか」を子どもにも分かるように詳しく解説します。
そして、今後必要になってくるプログラミングスキルについて紹介します。
Contents
プログラミングとは|子どもに説明してみよう
プログラミングなんてイメージだけ分かればOK
プログラミングは、WEBサイトやiPhoneなどのアプリとかで使われていて、何かを動かすものです。OK Google、なども。
実際に子どもが作っているプログラミングを見てみましょう。アルスクールで使う、キュベット(幼児〜小学校低学年)のプログラミングと、マイクロビット(小学生全般)のプログラミングです。
マイクロビット(ボタンを押したときにアイコンや文字を表示するプログラミング)
一方で、大人が仕事で使うプログラミングはこんな感じです。アルスクールのホームページのプログラミングです。イメージに近いでしょうか。
例をいくつか出しましたが、難しいことは、分からなくて大丈夫です。なんとなくイメージだけつかめればいいです。なぜなら、子どもはすぐ分かりますので。
プログラミングなんて、大したことないです。
プログラミングができるってどういうこと?
「プログラミングができる」とよく使われますが、実はこれ、人によって意味合いが大きく違います。
特にプログラマーやエンジニアなど、プログラミング知識がある人と会話する場合は要注意です。
プログラミングができるってどういうことでしょうか?プログラミングをしたことがない人は、ピンとこないと思います。
プログラマーやエンジニアがいう「プログラミングができる」というのは、「WEBサイトでもなんでも自由に1から1人で作れる」という意味ではありません。
「何をどう作るか指示があれば、その指示にしたがって、プログラミングで作れるよ」という意味です。
家を建てることに例えてみましょう
家を建てるときには、建築士がいて、図面引いたり設計する人がいて、実際に工事をする大工さんなどがいます。
プログラミングという作業は、工事の工程、大工さんの部分に当たります。
プログラマーやエンジニアがいう「プログラミングができる」というのは、「工事ができるよ」という意味で、つまり、建築士の仕事や設計ができるわけではありません。
もしかすると、皆さんのなかで「プログラミングできる」 = 「なんでも1人で作れる」、つまり家を建てる工程でいえば、建築士の仕事から工事まで全部できるという意味で使われているかもしれません。
プログラミングスキルは「コーディングスキル」とも言われているので、以下では、誤解がないよう、「コーディングスキル」を(システム開発全体のスキルではなく)工事のスキルを意味することとします。
プログラミングって役に立つの?
コーディングスキルは学ぶべき|エンジニア以外にも役に立つ
「家を建てる」仕事には、建築士でも大工さんも、携わります。
その時に、お互いの仕事をある程度知っていれば、非常にスムーズなコミュニケーションができます。
あるいは、家を注文する人(発注主)や建築資材を売る人、不動産屋なども、理解があるとよいでしょう。
例えば工事で大変なのってこういうことなんだ、とか、こういう注文、後から出てきても対応できないよ、とか。簡単そうに見えるけど、この作業大変なんだ、とか。
コーディング(プログラミング)も同様です。
知っていれば、プログラマーではなくても、いろんなことがスムーズに行きます。
社会に出る時にはとても意味がある。
ただ、職業訓練レベルまで必要ではなく、「プログラミングってこういうものなんだ」という概念を理解できるレベルまでで十分かと思います。
(もちろん、プログラミングが大好きで、プログラマーになりたい人は、スキルもとても大切です。)
小学生がプログラミングを学ぶ意味
ただし、小学生のうちに必要かというと、コーディングスキル自体は無理に覚える必要はないです。
単なるプログラミングの知識・スキルの習得をめざすなら、小学生でやる必要はまったくありません。
なぜなら、プログラミングの知識・スキルは、その下地として、算数・数学の知識が必要となるからです。
マイナス、少数、絶対値、場合分け、確率、変数(方程式)。もっと難しくなれば数列や行列、統計などなど。
小学生がプログラミングを学ぶのは、「テクノロジーに強く、使いこなせるようになる」ためが大きいです。
テクノロジーに強い子にしたい場合、どうしたらいいか、下記記事にまとめてありますので、ご参照ください。
成長にも将来にも役立つ【プログラミング教室】とは
なぜプログラミング教室が流行っているの?
今、小学生の習い事でプログラミング教室が流行っています。
教室数も増え、通う子もどんどん増えています。
また小学校でもプログラミングが必修化します。
必修化もあるでしょうが、「今後社会人になったときに、プログラミングはできたほうがいい」と言われてるからではないでしょうか。
ほとんどの仕事がテクノロジーと密接に関連してくるなかで、プログラミングができれば仕事の幅が広がる。それは間違いないです。
今後ますますAIを使ったサービスが増えていくと言われています。
たとえプログラマーにならなかったとしても、AIを使ったサービスを利用したり、革新的なサービスを作り出したりする可能性は大いにあるのです。
仕事に役立つ!社会に出て稼げるプログラミングスキルとは
はっきりいいます。エンジニアで全然稼げない人は多いです。
稼げる人もたくさんいますが割合は少ない。
そして稼げる人と稼げない人の差がすごく大きい。プロフェッショナルの世界です。
今後ますます二極化し、さらに、稼げない人の仕事は、海外のエンジニアに変わられたりAIに置き換わられるでしょう。
ではなぜプログラミングを学べというのか。
それは、プログラミングができないがゆえに、エンジニアではないすごい人たちが、苦労する事が多いのです。
IT音痴の人が、AIをつかったビジネスを考えられるでしょうか?
AIはいまやなんにでも当たり前に使われています。
プログラミングをある程度知っているのと知らないのとでは、ビジネスでの苦労が全然違うのです。
こちらの記事をご参照ください。
それでもプログラミングは小さいうち学ぼう
プログラミングの知識・スキルは小さいうちにやっても意味がないと書きました。
では小学生など子どもはプログラミング教室に通う意味はないのでしょうか?
そんなことはありません。
むしろ、プログラミングは、最高の学習ツールの1つだと考えます。
プログラミングを使った創作活動は、学び方を間違えなければ、論理的思考力や創造性を伸ばすのに大いに役に立ちます。
また、学びが好きになったり、自己肯定感を育むことにもつながります。
下記は、作ることがどう学びにつながるのかなどを分かりやすく説明している本です。オススメです。
また、子どもはプログラミングが大好きです。
アルスクールでは、レッスンが終わってもそのまま学び続けたい子が続出。
金曜日と土曜日に教室開放をしているのですが、ずっといる子も多いです。
ただし、残念ながら、ただ単にドリルのようにプログラミングを学び、単なる知識・スキルに重点を置いた教室も多いようです。
それでは、プログラミング学習の意義が半減します。
では、「どうプログラミングを学べばいいか」については、下記の記事を参考にしてください。
- 「プログラミングとは」と深く考えずにイメージだけでOK
- プログラミングの知識・スキルは小さいときに学ぶ必要はない
- でもプログラミングは最高の学習ツールの1つ
- プログラミングの学び方がとても大切
キッズプログラミング教室【アルスクール】では、オンラインで学べるでプログラミングレッスンを行っています。
現在、冬の入会金無料キャンペーン中で、通常11,000円の入会金が無料になります。
実際のレッスンに参加できる無料体験で、この機会にアルスクールの学びを体験してみませんか。
また、実際の教室でもレッスンを行っています。
- 東京にお住まいの方 → 自由が丘校、中野校
- 大阪にお住まいの方 → 大阪南千里校
- 福岡にお住まいの方 → 福岡西新校
教室での無料体験レッスンをご希望の方は、こちらをご覧ください。