コラム

デジタルネイティブ世代の強みと問題点|テクノロジーに強くなろう

デジタルネイティブ (6)

学生時代からパソコンがあるのが当たり前として育ってきたデジタルネイティブ世代

本ではなくパソコンのニュースをチェックし、

わからない言葉は電子辞書やパソコンで調べるなど、媒体が電子に大きく変わった世代。

人との出会い方やコミュニケーションも、ネット上で行うことに抵抗が少なく、その反面に直接の対人関係が苦手な人も増えました。

 

一方、生まれた時からスマホがあるスマホネイティブ世代と比べると、パソコンやそのほかのデジタル機器の扱いに慣れていて、業務で有効に使える人が多いです。

そこで、今回は、デジタルネイティブについて、その価値観や問題点について紹介していきます。

 

デジタルネイティブとは

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デジタルネイティブ世代は何歳くらい?

多少のズレはありますが、よくいわれているのは1990年代以降に生まれた世代をデジタルネイティブ世代と言われます。

生まれた時からパソコンがあり、小学校の時からすでにパソコンでいろんなことを検索。

夏休みの作文も、原稿用紙で提出する前はWordで書いたり、知らない英単語などは辞書ではなくパソコンで調べるなど、パソコンを使って物事に取り組んできた世代です。

デジタルネイティブ世代を筆頭に、インターネットを使う世代は年々増加傾向にあり、この先も増加することが予測されます。
参照:総務省統計局

 

デジタルネイティブ第2世代|SNSなどを使いこなす

さらに、インスタ・TwitterなどのSNS、You Tubeなどの動画共有サイトなどを使いこなす世代は、デジタルネイティブ第2世代と言われています。

特徴として、テキストベースから動画での情報取得したり、SNSから知りたい情報を得る世代です。

 

デジタルネイティブ世代とスマホネイティブ世代

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パソコンを中心として育ってきたデジタルネイティブに対して、よく比較されるスマホネイティブという世代がいます。

生まれた時からスマホがあった世代をスマホネイティブ世代と言われています。

 

スマホネイティブ世代はスマホ中心で生活をしているため、パソコンにはあまりなじみのない人も多く、パソコンのプログラミングやオフィスソフトなどが使えない人もいます。

インターネットはスマホで利用する人口も、世代問わず年々増加しています。
参照:総務省公式サイト

そのため、この先企業などでは、業務でパソコンを使えないスマホネイティブ世代を教育していく必要があるなどの懸念点もあります。

 

デジタルネイティブ世代の価値観と強み

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調べるときはインターネットで検索

デジタルネイティブは学生時代から調べるときにはパソコンを使ってきました。

勉強のためだけでなく、仕事に関することから欲しい商品、趣味・娯楽、健康・医療など、ありとあらゆる分野をインターネットで検索することが特徴です。
参照:総務省サイト

そのため、国内外問わず社会の幅広い知識に触れてきた人が多いという特徴もあります。

まず考えるよりも、まず検索してみることを無意識でしている人が多いという点もあります。

 

最近では、世代問わずネットリテラシーも向上してきました。

ネットリテラシーについて親子で学ぶ
「ネットリテラシー教育」って何?子どもと保護者のための実践ガイド内閣府の調査によると、小中学生のインターネット利用率は97.5%以上ですにのぼることが判明しました。この記事では、子どもたちを間違った情報やトラブルから守るためのネットリテラシー教育の重要性と、具体的な家庭での実践方法について詳しく解説しています。...

でも、それでもデジタルネイティブ世代は、調べた情報を精査せずうのみにし、それを周りに広めてしまっている場合も多いです。

さらに、コピペなどを多用してしまうこともあり、自分で考える、自分の言葉で伝えるということをしない傾向にあります。

 

新しい働き方をする人も増えた

SNSやブログでの発信活動を活発に行う世代である」、という特徴を持ちます。

特に、デジタルネイティブ世代が学生の頃にSNSが流行り始めたため、自分の考えなどを世間に発信するということに慣れていますし、個性あふれる人には多くのフォロワーが存在します。

インフルエンサーや、ブロガーなどもデジタルネイティブ世代が台頭し、ネットの特徴を生かした新しい働き方を開拓する人も。

副業を解禁している企業も多くなり、ウェブビジネスも通じて、自分らしい働き方・生き方を模索する人も増えてきました。

 

デジタルネイティブ世代の問題点

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対人のコミュニケーションは苦手

パソコンやスマホを使い、SNS上でコミュニケーションをとるため、対人でのつながりや会話が苦手という人が増えてきました。

特に、ネット上での会話のやりとりなどは、文章として崩れていたり、特有の言い回しを使う人もいます。

そのため、いざ対人での会話やコミュニケーションとなると、言葉に詰まったり相手に意図が伝わらないことがあるのです。

 

また、ネット上でのやりとりは自分の都合の良いときに会話や返信ができます。

でも、面と向かって話す場合、相手と同じ時間にやりとりをすることになるので、自分からなかなか声をかけることができないと感じる人が多くなりました。

 

SNSで知り合うのに抵抗ない

SNSを使うことに慣れているデジタルネイティブ世代は、まったく見ず知らずの人たちと仲良くなることがよくあります。

SNSだけでなく、マッチングアプリなどを活用して、実際に会ったり交際したりするところまで発展することも。

しかし、危険を伴うことが多く金銭トラブル、性的な被害、悪徳ビジネスへの勧誘などの事件に発展してしまうことが大きな問題になっています。

あくまで、大学でSNSを通じて知り合う、共通の趣味で複数人で集まるなど、有効活用する例が多いですが、そういった出会い方への注意は必要となっています。

 

デジタルネイティブ世代はテクノロジーに強くなろう

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デジタルネイティブ世代にとって、これからますますモノがインターネットにつながり始める(IoT)時代に、テクノロジー教育は非常に重要です。

また、データサイエンスなどの普及のため、高校数学での統計学も必須となっています。

これから、データをテクノロジーを使って活用したり、世の中の問題解決をするためにテクノロジーで解決していくという流れがますます加速するでしょう。

そのときに、テクノロジーを使いこなせないと、時代からのけ者にされてしまいます。

パソコンやスマホに抵抗なく使っていける世代だからこそ、テクノロジーの先頭を走っていく必要があるのです

 

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