プログラミング教材

子どものプログラミングは何から始める?缶バッジでつくる最初の成功体験

のみちゃん
のみちゃん
こんにちは!キッズプログラミング教室アルスクール自由が丘校副校長ののみちゃんです。

「子どもにプログラミングを習わせたい。でも、何から始めればいいの?」

そう考えている保護者の方は、多いのではないでしょうか。

いきなり難しいコードを書くところから始めると考えると、子どもにとってハードルが高そうに感じるかもしれません。

でも、もっと始めやすい入口があります。絵やものづくりが好きな子なら、缶バッジ作りもプログラミングへ進む最初の一歩になるんです。

今回は、プログラミング学習の入口として缶バッジを使う理由と、子どもでも取り組める3つの作り方をご紹介します。

動画では、僕が実際に缶バッジを作る流れを紹介していますので、「うちの子、こういうの好きそう」と感じた方は、ぜひ見てみてください。

缶バッジ作りがプログラミングの入口になるのはなぜ?

僕が缶バッジ作りを最初の活動に使う理由は、完成までの流れが分かりやすいからです。

まず、紙やパソコン、iPadで絵を描きます。次に、その絵を印刷して丸く切り抜きます。最後に、専用の機械でプレスすると、手で持てる缶バッジが完成します。

画面の中にあった絵が、目の前の作品になる。この変化を短い時間で確かめられるため、初めての子でも完成まで進みやすいんです。

缶バッジ作りでは、コードを書いたり、考えた手順でコンピュータへ命令したりするわけではありません。

それでも、「パソコンは難しそう」と身構える前に、コンピュータを「自分のアイデアを形にする道具」として触れられます。その体験が、その後のScratchやロボットなどへ進む入口になります。

ちなみに、文部科学省では、プログラミング教育で「プログラミング的思考」を育てることを大切にしています。

簡単に言うと、やりたいことを実現するには、何をどんな順番で動かせばよいかを考え、実際に試しながら直していく力です。

参照:小学校プログラミング教育の手引|文部科学省

子どもでもできる缶バッジの作り方|3ステップ

ここからは、動画で実演した作り方を3つの手順に分けてご紹介します。


絵を描いて印刷し、丸く切り抜き、専用マシンで2回プレスして缶バッジを完成させる3工程

① 絵を描く・印刷する

最初に、缶バッジにしたい絵を描きます。

紙へ直接描いてもいいですし、パソコンやiPadで描いてから印刷しても大丈夫です。動画では、僕が紙に描いた絵を使っています。

絵の上手さよりも、「何を描きたいか」「どの色を使いたいか」を子どもが自分で決めることが大切です。

② 専用カッターで丸く切り抜く

次に、描いた絵を缶バッジの大きさに合わせて丸く切り抜きます。

どの部分を真ん中に置くかによって、完成したときの見え方が変わります。そのため、切る前に完成した形を想像して、位置を決めます。

専用の器具を使うので、子どもだけで進めず、大人や講師がそばで確認してください。

③ 缶バッジマシンで2回プレスする

最後に、専用の缶バッジマシンを使います。

まず、表面のパーツ、絵、透明なフィルムを重ねてプレスします。その後、裏面のピン付きパーツを組み合わせ、もう一度プレスします。

レバーを下まで動かすと、缶バッジの完成です。

操作はとてもシンプルですが、小さな子にはレバーが重いことがあります。その場合は、大人が必要なところだけを支えます。

道具を使うときの注意

専用カッターや缶バッジマシンは、製品によって使い方が異なります。家庭で作る場合は、必ず説明書を確認し、大人と一緒に使ってください。

大切なのは、缶バッジの完成より「自分でできた」という感覚

僕は、子どもが最初に「自分はパソコンやプログラミングが苦手だ」と思わないことが、とても大切だと考えています。

最初から難しい課題に取り組み、よく分からないまま終わってしまうと、「自分にはできない」と感じやすくなります。

一方で、缶バッジ作りは、短い手順で一つの作品が完成します。しかも、完成した作品を手に持ち、家族や友達へ見せることもできます。

大切なのは、きれいな缶バッジを作ることではなく、「自分でできた」と感じられる部分を残すことです。

アルスクールでは、子どもがなるべく自分で進められるように見守っています。分からないところや、力が必要な場面だけを講師が支えます。

大人が先に作れば、早く完成するかもしれません。

ただ、それでは子どもの「自分で作った」という感覚が小さくなります。そのため、子どもができるところは、できるだけ本人に任せています。

もちろん、缶バッジがすべての子に合うわけではありません。動くものが好きならドローン、ゲームが好きならScratchなど、その子によって入りやすい活動は違います。

缶バッジ作りで気になる3つのこと

プログラミングとの違い、自宅での作り方、自由が丘校の体験について、3つに分けてお答えします。

缶バッジを作るだけで、プログラミング学習になりますか?

缶バッジ作りは、デジタルでものを作る楽しさを知る入口です。コードを書く活動ではありませんが、その後にScratchやロボットなど、考えた手順でコンピュータを動かす活動へつなげられます。

自宅でも動画と同じように作れますか?

専用カッター、缶バッジマシン、サイズの合う部品があれば作れます。ただし、道具によって使い方が異なります。家庭では、まず紙やタブレットで丸い形に入るデザインを考えるところから始めても大丈夫です。

自由が丘校の体験なら、必ず缶バッジを作れますか?

すべての日程で必ず作れるとは限りません。缶バッジ作りを希望する場合は、申込みのときに事前にお伝えください。

まずは自由が丘校で、子どもの「やってみたい」を確かめてください

アルスクール自由が丘校では、缶バッジをものづくりの教材の一つとして使っています。

体験で見てほしいのは、上手に作れるかではなく、子どもの「やってみたい」が動き出すかどうかです。

子どもが自分から絵や色を選ぶか。道具に触れたがるか。完成した後に「もう一つ作りたい」「次はこうしたい」と話すか。

そうした反応を見ると、その子に合う学びの入口が少しずつ見えてきます。

缶バッジ作りを希望する場合は、申込みのときに事前にお伝えください。内容を確認したうえで、まずはお子さまの反応を見てみてください。

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