今回は、福岡西新校の小学5年生の男の子がScratchで作った「記号検索」をご紹介します。
パソコンで文字を打っていると、「この記号、何と入力すれば出てくるんだろう?」と困ることがありますよね。
そんなとき、知りたい記号を入力すると、変換に使う読み方を教えてくれるのがこの作品です。しかも、「記号クイズ」と入力するとクイズまで始まります。身近な困りごとを、便利で楽しい作品にしたアイデアが光っています。
記号を入力すると、読み方をすぐに教えてくれます
使い方はとても簡単です。調べたい記号を入力すると、「いぷしろんで変換」のように、パソコンで入力するときの読み方を教えてくれます。
作品には、ギリシャ文字や音符、数学で使う記号、単位を表す記号、漢字の部首などが登録されています。
見たことはあっても、読み方がわからない記号は意外と多いものです。それをScratchで検索できるようにした発想が、実用的でおもしろいですね。
63件もの記号と読み方を、2つのリストで整理
この検索を動かしているのが、Scratchの「リスト」です。
作品の中には、「記号」と「何変換」という2つのリストがあり、63件の記号と読み方が登録されています。
最後の方は、JISマークや比例マーク、部首など、バラエティ豊かな記号が並んでいるのもおもしろいです♪
たとえば、記号のリストの1番目に「α」、読み方のリストの1番目に「あるふぁ」を入れる。同じ順番にそろえることで、入力された記号に合う読み方を取り出せるようにしています。
たくさんの情報をずれないように並べ、それを検索に使える形にする。
小学生で、スクラッチでここまで組み立てられたのは素晴らしいです。
「記号クイズ」と入力すると、作品がクイズに変身!
また、この作品の楽しいところは、記号を調べるだけで終わらないことです。
入力欄に「記号クイズ」と入れると、登録された記号がランダムに出題されます。その記号を何と入力すればよいか答えると、「正解!」「不正解!」と判定してくれます。
検索で知った読み方を、今度はクイズで思い出してみる。便利なツールに遊びの要素を加えたことで、何度も使ってみたくなる作品になりました。
身近な「困った」が、作品を作るきっかけになる
この作品には、「読み方がわからない記号を調べたい」という身近な気づきが、そのままアイデアになっています。
記号と読み方を集めて整理する。入力された記号を探す。答えを表示する。そして、同じデータをクイズにも使う。一つひとつの仕組みがつながって、「あったら便利」が本当に使える作品になりました。
プログラミングの面白さは、自分のアイデアを動く形にできることです。今回の「記号検索」からも、「こうしたらもっと便利かも」「こんな遊び方もできそう」と考える力が伝わってきます。
福岡西新校では、これからも子どもたちの小さな発見や「作ってみたい!」という気持ちを大切に、作品づくりを応援していきます。
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