のみちゃんこんにちは!キッズプログラミング教室アルスクール自由が丘校副校長ののみちゃんです。
2026年10月、文部科学省の審議会が学習指導要領の見直しに向けたまとめを公表しました。授業でAIを活用することが初めて盛り込まれ、学校でAIに触れる機会はこれから増えていきそうです。
一方で、子どもがAIに質問したり、宿題の文章を作ってもらったりするとき、「自分で考えなくなるのでは?」と気になる保護者の方もいるのではないでしょうか。
この記事では、子どもがAIを使う際の「3つのリスク」と、大人が見守るときのポイントをわかりやすく紹介します。
目次
子どもがAIを使うリスク① AIに頼りすぎて、自分で考える機会が減る
分からないことがあると、自分なりの答えを考える前にAIへ聞いてしまう。
そんな使い方が続くと、「こうかもしれない」と想像したり、自分の考えを持ったりする習慣が失われてしまいます。

アルスクールでも、AIを使ってゲームやアプリを作っています。そのときは、「何を作りたいか」「何を聞きたいか」を、まず自分の中で考える時間を取っています。
作りたいものや聞きたいことを考えてから、AIに伝える。私は、この最初の時間を大切にしています。
子どもがAIを使うリスク② 間違った答えを信じてしまう
自分の考えを持って質問できても、AIが出力した答えが正しいとは限りません。生成AIは、質問に応じて文章や画像などを作るAIで、事実と異なる内容をもっともらしく出すことがあります。
このような誤った出力は「ハルシネーション」と呼ばれます。読みやすく自然な文章だからこそ、間違いに気づきにくい場合も多いんですよね。
なので、AIを使うときは「100%正しい」と決めつけずに、AIの答えが正しいのか自分で調べて確かめる習慣を持つことが大切です。
ちなみに、文部科学省のガイドラインでも、生成AIの出力には誤りが含まれる可能性があり、内容の確認が必要だとされています。
事実を調べるときは、教科書や公的機関の資料など、根拠となる情報に当たることが大切です。
子どもがAIを使うリスク③ 宿題を丸投げして、学びが残らない
AIを使えば、宿題をあっという間に終わらせることができます。ただ、AIに丸投げしてしまうと、提出はできても、子ども自身には学びが残りません。
たとえば読書感想文。有名な本なら、タイトルをAIに伝えるだけで感想文を書いてもらうこともできます。
でも、読書感想文で身につけたいのは、「本を読んで自分が何を感じたのかを振り返り、それを自分なりの言葉で表す力」です。
AIが書いた文章をそのまま書き写しても、この経験は得られません。どれだけきれいな文章でも、学習の目的を果たせたとは言えませんよね。
AIを宿題に使うときは、早く終わらせることだけを考えるのではなく、「この宿題で何を身につけたいのか」を一度考えてみましょう。
保護者の方は、ぜひ「どこが印象に残った?」「どんなところに感動した?」と声をかけて、お子さんが感じたことを引き出してあげてください。
そのうえで、自分の考えを文章にまとめる方法をAIに相談するのであれば、自分の感じたことがきちんと入った感想文になるはずです。
なお、AIをどこまで使ってよいかは、学校の課題やコンクールなどによっても異なります。提出先のルールに沿って使いましょう。
AIで作る楽しさを、教室で体験してみませんか
ここまでの話で共通して言えるのは、子どもがAIに頼りすぎたり、間違った答えを信じたり、宿題を丸ごと任せたりしないよう、大人がきちんと関わっていくことが大切、ということです。
子どもとAIのやりとりを一緒に振り返り、必要に応じて「まず自分で考えてみようね」「この答えは調べようね」と伝えていきたいですね。

そのためには、私たち大人もAIに触れ、学び続けることが必要だと思っています。子どもとAIとのやりとりを知ることが、関わり方を考える出発点になるからです。
アルスクールでは、AIと対話しながらゲームやアプリを作っています。「何を作りたいか」を自分で考え、講師とやりとりしながら形にする楽しさを、無料体験で味わってみませんか?










