まいっちこんにちは!アルスクール大阪南千里校校長のまいっちです。
今回は、大阪南千里校の中学1年生の男の子が作った対戦ゲーム「2Dバトル」を紹介します。
制作に使ったのは、AI×プログラミングで作品が作れる、アルスクールのオリジナル教材「アルスタジオAI」です。
スマブラのように相手と1対1で戦う2Dのゲームを、一から作ってくれました!
キーごとにちがう攻撃を出せるようにしたり、音を入れたり、コンピューターの敵の強さを調整したりと、細かいところまで作り込まれた作品です。
今回は、この作品の中身と、完成までの取り組みを紹介します。
コンピューターと1対1で戦う2D対戦ゲーム
青いキャラが自分、ピンクのキャラがコンピューターです。スペースキーを押すと、対戦が始まります。画面に出ている「Brawl Arena」は、ゲームの中でのタイトルです。
画面の上には、それぞれの体力ゲージと残り時間が表示されます。
攻撃を当てて、相手の体力を先に0にしたほうが勝ち。99秒の制限時間が終わったときは、体力が多く残っているほうの勝ちになります。
移動は A・D キーか左右の矢印キー、ジャンプは W キーか上の矢印キーです。空中で下の矢印キーを押すと、急降下もできます。
キーごとにちがう攻撃!長押しで技が変わる
この作品の一番の見どころは、攻撃の種類の多さです。
- F キー:パンチ
- G キー:キック(パンチより遠くまで届く)
- H キー:投てき(黄色い弾を投げる。地面に落ちると爆発する)
- 相手を上から踏む:踏みつけ攻撃
さらに、パンチ・キック・投てきは、キーを長押しすると「ため」ができます。

キャラの横に出る白いゲージが、ためている量です。ためたあとの変化は、攻撃によってちがいます。
- パンチ:ためるほど強くなり、攻撃が上のほうにも届く
- キック:ためるほど強くなり、さらに遠くまで届く
- 投てき:ためると、弾の飛び方が変わる

攻撃を出すと、当たる範囲が白い四角で表示されます。上の画像は、ためたキックを出したところです。
投てきを最大までためてから投げると、爆発のあとに小さな弾が5つ飛び出します。

ほかにも、ジャンプ中に投げると弾が真下に落ちたり、急降下しながら相手を踏むとダメージが大きくなったりと、状況によって技が変わる仕組みが入っています。

同じキーでも、押し方やタイミングで結果が変わる。こうした動きを、攻撃ごとに一つずつ作り分けています。
音とコンピューターの強さにも、こだわりが
攻撃だけでなく、音にもこだわっています。
パンチ、キック、投てき、ジャンプ、着地、踏みつけなど、動きごとにちがう音が鳴ります。入っている音は、全部で8種類。急降下して踏みつけたときには、ふつうの踏みつけとは別の音が鳴るという細かさです。
そして、対戦相手のコンピューター。自分から近づいてきて、パンチやキックを出し、ときどきジャンプもします。
この男の子は、コンピューターの強さも自分で調整しました。近づいてくる距離、攻撃をしかけてくる距離、ジャンプのしやすさ、攻撃の強さ、動きのなめらかさなど、強さを決める項目がいくつも用意されています。

実際に遊んでみると、コンピューターはかなり手ごわいです。攻撃を何度か受けると、あっという間に「まけ!」の画面になります。
思い通りの攻撃になるまで、AIへの伝え方を工夫
この作品は、AIに言葉で指示を出しながら作っています。
ただ、頭の中にある動きを、AIに正確に伝えるのは簡単ではありません。この男の子も、途中で思ったように実装できない部分がありました。
それでもあきらめず、AIへの入力文を何度も工夫し、最後には思い通りの攻撃を出せるようになっていました。
「こう作りたい」をはっきり持ち、それが形になるまで、伝え方を変えて試し続ける。AIを使った作品づくりで、とても大切な力だと感じます。
粘り強さと、細かいところまでこだわる姿勢が、本当にすばらしいです。
大阪南千里校では、これからも一人ひとりの「こう作りたい」という思いを大切に、作品づくりをサポートしていきます。











